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猫の障子破り対策と、破られた障子の張り替えにかかるお金はいくら?

かわいい飼い猫に「障子を破られて困る」という方は、多いかもしれません。今回は、猫の障子破りに困ったら、ぜひ試してほしい対策と、障子の張り替えにかかるお金を紹介します。

舟本 美子

執筆者:舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド

かわいい飼い猫に「障子を破られて困る」という方は、多いかもしれません。猫に人間の都合は通じないこともあり、きれいに張りなおしても、またすぐに破られてしまいます。いちいち張り直すのも面倒になり、ボロボロのまま放置してしまうという方もいます。今回は、猫の障子破りに困ったら、ぜひ試してほしい対策と、障子の張り替えにかかるお金を紹介します。
猫に破られた障子の修理にかかるお金はいくら?

猫に破られた障子の修理にかかるお金はいくら?

猫の障子破り対策1:こまめに猫の爪を切る

猫は古い爪を剥がし、爪を尖らせておくためや、引っ掻いたときの「バリバリ」という音が面白いという理由などで、障子を引っ掻きます。また、飼い主に構って欲しくて、わざと障子を引っ掻いているときがあります。

猫の爪とぎは、習性なので止めさせることはできません。しかし、猫の爪をあらかじめ切って、短くしておけば、あまり障子に引っかからず、破れることも少ないでしょう。

しかし、猫は臆病で爪切りが苦手という場合もあり、なかなか爪切りができないという方も多くいます。猫が落ち着くタイミングを見計らって行いましょう。前足・後足の爪を一気に切ってしまおうとせず、片方ずつ4回に分けて行うなど、猫に極力ストレスがかからないようにしましょう。

または、近くの動物病院で爪を切ってもらうのもよいかもしれません。1回あたり500~1000円ぐらいかかりますが、獣医師さんの方が慣れているため、深爪になることもなく安心です。
 

猫の障子破り対策2:段ボールや麻布・麻ひもでできた爪とぎを置いておく

飼い猫が、障子の特定の場所を引っ掻いている場合は、そこがお気に入りの場所である可能性があります。爪で引っかき跡を残したり、皮脂腺から出るにおいを付けたりする「マーキング行動」をしているのかもしれません。

そのようなときは、近くに代用品を置いてあげましょう。たとえば、段ボールや麻布・麻ひもでできた、猫用爪とぎなどがあります。障子以外に興味が移れば、障子破りがおさまる場合があります。
 

猫に破られた障子の張り替えにかかるお金

猫が障子を破らないよう対策を施しつつ、障子の張り替えもしましょう。その際、通常の障子紙よりも、強度のある障子紙を使うのがおすすめです。

【プラスチック障子紙:1枚分が約800~1000円】
障子紙の両面をプラスチックで挟んであるもの、プラスチックの両面を障子紙で挟んだものがあります。プラスチックで挟んであるタイプは表面がツルツルしており、猫の爪が引っかからず、破れにくい仕様になっています。

一方、障子で挟んであるタイプは表面がザラっとしていますが、猫の爪が食い込むことはありません。どちらも、紫外線カット効果、冷暖房効果のアップが期待できます。

プラスチック障子紙の値段の目安は、ネット購入で長さ180㎝の障子1枚分が約800~1000円です。

プラスチックの障子紙を張り替えするときは、通常の障子よりも滑りがよいため、マスキングテープなどで、要所を固定してから、障子紙を伸ばしていくと、1人の作業でもうまく貼れます。

猫が爪とぎするのは、障子以外に「ふすま」や「壁紙」などがあります。ホームセンターには、素人でも簡単にできるふすまや壁紙の修理グッズがあります。業者に頼むほどでもない補修であれば、トライしてみるとよいのではないでしょうか。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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