■東京23区内にある5大水族館
水槽やショーなど各施設5つのポイント
東京を代表する「5大水族館」はすべて23区内にあり、訪れるのも便利です。そこで、気軽に行ける「東京5大水族館」のガイドおすすめ「5つのポイント」を、各水族館毎にご紹介します。水族館のラインナップはこちら。■サンシャイン水族館(豊島区・池袋)
■マクセル アクアパーク品川(港区・品川)
■すみだ水族館(墨田区・押上)
■葛西臨海水族園(江戸川区・葛西)
■しながわ水族館(品川区・大森海岸)
上の水族館名をタップすれば、ご覧になりたい記事に飛びますので、お好きなところからどうぞ。
サンシャイン水族館(豊島区・池袋)
2011年と2017年の大リニューアルにより大きく生まれ変わったサンシャイン水族館は、池袋のランドマーク「サンシャインシティ」内にあります。“天空のオアシス”がコンセプトで、緑豊かな屋外エリアと、マンボウなどがいる屋内エリアがあり、見どころ満載でいまや東京一の人気水族館です。【ポイント1】
都会の空を泳ぐ!?「天空のペンギン」
屋外エリアのペンギン水槽「天空のペンギン」は画期的。池袋のビル街を背景にケープペンギンが泳ぎ、まるで都会の空をペンギンが飛んでいるようです。
【ポイント2】
ペリカンの足裏が見える「天空パス」
屋外エリアには、モモイロペリカンが頭上にある水槽「天空パス」で暮らし、歩いている様子や足の裏が見えたりします。つながっている「天空のペンギン」水槽での「ペリカン・フィーディングタイム」も見もの(大きな口が大迫力!)。
【ポイント3】
コミカルなアシカのパフォーマンス
屋外エリアで忘れてはいけないのがアシカ。「サンシャインアクアリング」を泳ぎ回ったり「アシカ・パフォーマンスタイム」などでは、その愉快でキュートな姿を見せてくれます。
【ポイント4】
マンボウ・クラゲ・カエルなど癒やしのアイドル
屋内の水槽には、思わずファンになってしまう魚たちがいっぱい。マンボウのほか「ふわりうむ」にいるクラゲや、すご~~く平べったいコモリガエルなど、細かいところまで観察してみましょう。
【ポイント5】
「洞窟に咲く花」など見どころたっぷりの屋内水槽
魚だけでなく水槽自体にも見どころが多いのもここの特徴です。「洞窟に咲く花」のほか「サンシャインラグーン」「アクアプランツ」などは要チェック。
→サンシャイン水族館の詳細はこちら
マクセル アクアパーク品川(港区・品川)
品川駅高輪口から歩いて約2分、品川プリンスホテル内にある、まさに都会的な大人の水族館です。2015年“音・光・映像・生きものの融合”をテーマにリニューアル。パフォーマンスや体験コンテンツに力を入れています。【ポイント1】
昼と夜で演出が変わる「ドルフィンパフォーマンス」
円形プールでのイルカたちのパフォーマンスは見事。光と音とコラボしており、昼と夜、季節で内容が変わるのも注目です。何度見ても新鮮です。
【ポイント2】
マンタにごはんやイルカにタッチなどの体験
水族館の裏側を見たりマンタにごはんをあげたりできる「ワンダーチューブガイドツアー」や「イルカにタッチ」「カピバラにごはん」などの体験コンテンツがあります(いずれも人数限定・有料)。
【ポイント3】
愉快なノコギリエイが必見の海中トンネル
海中トンネル「ワンダーチューブ」には、世界唯一の展示のドワーフソーフィッシュやグリーンソーフィッシュなどのノコギリエイや、東日本でここにしかいないマンタが泳いでいます。
【ポイント4】
幻想的なクラゲの「ジェリーフィッシュランブル」
クラゲの水槽「ジェリーフィッシュランブル」も光と音で演出。「ドルフィンパフォーマンス」と同じく、昼と夜や季節で演出が異なります。
【ポイント5】
体験型のタッチパネルが楽しいインタライブエリア
タッチパネル搭載の水槽をさわったりスライドすると、展示物とリンクした映像の演出が見られる体験型のインタライブエリアもあります。
→マクセル 品川アクアスタジアムの詳細はこちら
すみだ水族館(墨田区・押上)
2012年にオープンした東京で一番新しい水族館です。「自然水景」「東京大水槽」「アクアギャラリー」といった8つのゾーンで構成。注目はチンアナゴとペンギン、そして金魚です。【ポイント1】
数も動きもすごいチンアナゴに注目
最初見たとき、その数の多さにビックリ。そして、水の流れのままに揺れる姿にすっかり魅了されてしまったチンアナゴ。いまでは水族館のウリになっている施設も多いですが、そのパイオニアはすみだ水族館でした。
【ポイント2】
開放的なペンギンプール!ゴハンの時間もあり
屋内ながら水量350トンにもおよぶ巨大なペンギンプールがあります。マゼランペンギンがのんびりと暮らし、泳いだりする様子を立体的に見られます。
【ポイント3】
日本最大級の金魚展示ゾーン「江戸リウム」
“江戸”をテーマにした金魚展示ゾーン。和を感じる幻想的な装飾のなかに、ワキン、リュウキン、ランチュウなどの金魚たちが見られます。
【ポイント4】
ミズクラゲの拍動を体感できる展示「ワンダークラゲ」
開館5周年の2017年に誕生した体感型のクラゲ展示。ミズクラゲの拍動のリズムを感じながら、不思議な浮遊感に浸れますよ。
【ポイント5】
オットセイが目の前にやってくる(!?)ゴハンの時間
オットセイのゴハンの時間には、飼育スタッフとオットセイがプールから出てきて目の前でゴハンを食べる様子が見られることもあります(常時ではないのでご注意を)。
→すみだ水族館の詳細はこちら
葛西臨海水族園(江戸川区・葛西)
ガラスドームの外観がとっても印象的。「大洋の航海者」「アクアシアター」「世界の海」といったゾーンで構成されています。マメ知識などが書いてある情報ラベルがとても親切で、ひとつひとつ解説を読みながら、じっくりゆっくり見て回るのがおすすめ。【ポイント1】
クロマグロの群泳が圧巻の「アクアシアター」
大水槽「アクアシアター」を泳ぐクロマグロが一番の見どころ。シアタースタイルなので座ってゆっくりと泳ぐ様子を観察できます。
【ポイント2】
屋外と水中で見られる「ペンギンの生態」
フンボルトペンギンやオウサマペンギンなど4種のペンギンがいる「ペンギンの生態」ゾーン。屋外では岩場でたたずむ様子、下におりると屋内から水中をすごいスピードで泳ぐ様子を観察できます。
【ポイント3】
本人は岩のつもり!? オニダルマオコゼ
「世界の海」ゾーンなどの水槽には、立ち止まってしばらく見ていたい魚たちがいます。ガイドのお気に入りは、岩のようにじっと動かないオニダルマオコゼ。
【ポイント4】
水槽の上部から観察できる「東京の海」
「東京の海」ゾーンには、水槽の上部に通路があり、上から水槽の様子や魚たちを観察できます。このゾーンには、ウミホタルの発光などが見られる実験展示コーナーも。
【ポイント5】
「タッチンフィーリン」などの体験コンテンツ
「タッチンフィーリン」などの体験をはじめ、ペンギンなどのスポットガイド、マグロのえさの時間など人気のプログラムがいっぱいです。
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しながわ水族館(品川区・大森海岸)
テーマは“海や川に住む生物たちとのふれあい”。「アザラシ館」をはじめ「トンネル水槽」や幻想的な「クラゲたちの世界」など充実の水槽群。しながわ区民公園内にある緑豊かな環境にある水族館です。【ポイント1】
立体的に観察できる「アザラシ館」がイチオシ
直径約11mある円形水槽内に円柱状の観覧トンネルがあったり、上には岩場がありアザラシショーも見られたり、見どころたっぷりの「アザラシ館」です。
【ポイント2】
イルカやアシカのショーが本格的
見事なパフォーマンスが見られるイルカショーと、カリフォルニアアシカとオタリアがとっても愉快なアシカショー。どちらも必見です。
【ポイント3】
ダイバーに近づく魚たちが微笑ましい「水中ショー」
女性ダイバーとエイや魚たちとのふれあいがとっても微笑ましい「水中ショー」も見逃せません。
【ポイント4】
1000近くの魚や生きものが泳ぐトンネル水槽
約900の魚たちが泳ぐトンネル水槽も“しな水”の魅力。大きなウミガメやエイも泳いでいます。
【ポイント5】
シロワニの姿が迫力満点の「シャークホール」
サメをテーマにした「シャークホール」の主役はシロワニ。鋭くとがった歯と泳ぐのに最適という体型など、解説展示もあるので、あわせて楽しめます。
→しながわ水族館の詳細はこちら
都会ならではのペンギン水槽やイルカショー、圧巻のチンアナゴ、マグロの群泳、そしてキュートなアザラシなど、どこも個性的な「東京5大水族館」。いずれも気軽に行けるところばかりです。デートやファミリーもいいですが、一人で出かけてみるのもおすすめです。