氷バッグを使って、氷が溶けてもおいしいドリンクを作ろう
SNSなどで話題になっている氷バッグ、見かけたことがある人も多いのでは?
暑い日、冷たいドリンクを作ったのにすぐに氷が溶けて薄くなるということありますよね。そんな夏にこそ使いたいのが、100均で販売している氷バッグ(アイスバッグともいいます)。実際にどうやって作るのか試してみました。
使い捨てだから衛生的。さまざまな飲み物を入れて氷に
セリアには丸型とハート型の2種類がありました。各110円
100均でアイストレーなどが販売されている製氷コーナーにある「氷バッグ」。丸型やハート型などで仕切られている袋で、24枚110円で販売されています。今回はセリアで購入しましたが、ダイソーにも「アイスバッグ」という名前で同じようなものが販売されています。
まずはコーヒーの氷を作ってみます
中央にあるラッパのような形のものが漏斗(ろうと)。液体を口の狭い容器に移す時に役立ちます
【用意するもの】
・氷バッグ
・漏斗(ろうと) ※小さめのものがおすすめ
・お好きな飲み物
今回はコーヒーの氷を作ってみます。漏斗がないと注ぐのが難しいので、ない場合は100均で一緒に購入しましょう。小さめのものなら2個110円で売っています。
漏斗を使ってコーヒーをゆっくり注ぐ
飲み物を入れ過ぎてあふれ出ないように慎重におこないましょう
作り方はシンプルです。コーヒーをゆっくり注ぎ、全体の9割くらいの量になったらストップ。注ぎ口を手で押さえながら少しずつ逆さにして、内側の逆流防止弁が閉じたのを確認したら逆さにします(この時に少しこぼれてしまうので、シンクでおこなうかトレーを敷いておこなってください)。
あとは冷凍庫で凍らせるだけ
逆流抑止弁がしっかり閉じているのを確認したら、冷凍庫で冷やします
袋に付いた水分を拭き取ったら、冷凍庫の平らな場所に横にして凍らせます。この時、氷バッグの上には物を置かないようにしましょう(念の為トレーの上に置いておくと、漏れる心配がないので安心です)。
氷が溶けてもおいしいアイスコーヒーが完成
飲みたい分だけ切って使えるのがいいですね
しっかり凍ったら小分けの線に沿って氷を割り、清潔なハサミで必要な分だけカットします。あとは好きな飲み物を注いで、コーヒーの氷を入れたら完成。ゆっくり飲んでも味が薄くならず、見た目もオシャレなのがいいですね。
ハート型で子どももよろこぶジュースを作ります
今回はわかりやすい色のぶどうジュースで作ってみました
次はハート型の氷バッグで作ってみます。用意したのは、グレープジュースと希釈用のカルピス完熟巨峰味。手順はコーヒーと一緒です。ぶどうジュースは200mlほぼ1パック分が入りました。
ハートはもうそれだけでかわいい
ぶどうジュースを凍らせたら、水で割ったカルピスの中に入れるだけ。氷が溶けるとさらにぶどう味が濃くなるという仕掛けです。
来客が来た時にハート型を使ってみると喜ばれるかもしれません
子どもはかわいいハート型の氷に驚き、うれしそうに飲み干していました。これなら野菜ジュースでもよろこんで飲んでもらえそうな気がします。
プラスチックのアイストレーで好きなドリンクを凍らせることもできますが、色や香りが移ってしまわないか心配になります。氷バッグなら使い捨てだし、ほぼ密閉されているので庫内のニオイもつきにくいのがポイントです。
24袋も入っているので、夏の間にさまざまなドリンクを凍らせて楽しんでみてくださいね。
DATA
氷バッグ 各110円(セリア)