さて、そんなカーテンは家で洗えるのでしょうか、それともクリーニングに出すべきなのでしょうか。また家で洗うにしても、クリーニングに出すにしても、そのベストなタイミングはいつなのでしょうか。
今回はそんなカーテンに関する疑問にお答えします。
カーテンをクリーニングに出すか家で洗うかは「洗濯表示」を確認
使っているカーテンの素材は家庭によってさまざまです。カーテンをクリーニングに出すべきか、家で洗っていいのかは、そのカーテンについている「洗濯表示」で確認します。洗濯表示はカーテンの上部や下部の折り返しの部分についていることが多いです。洗濯表示で、自宅での洗濯が可能となっていればOK。ダメであればクリーニングに出したほうが無難でしょう。
カーテンを家で洗濯する方法
カーテンを取り外したら、フックもすべて外れていることを確認します。洗濯機で洗濯する場合は、洗濯ネットを利用するのがおすすめですが、その際、布団用などの大きめの洗濯ネットがあると便利です。洗濯機のおしゃれ着洗いコースや、ドライコースなど、優しく洗ってくれるコースを選びます。極端に汚れていないようであれば、洗剤もおしゃれ着用洗剤を利用するほうが生地への負担が少なくてすみます。
また汚れがひどい場合は、洗濯機に入れる前にぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分ほどつけ置きをすることによって、汚れ落ちがよくなります。
脱水は短めにして、すぐに干すようにしましょう。そうすればシワがよらず、アイロンをかける必要もありません。
クリーニングに出したり、自宅で洗濯するのに適した時期は?
クリーニングに出す場合も、自宅で洗濯する場合も、カーテンを洗うなら「梅雨明け」が最も適しています。湿度が高くカビが生えやすい梅雨の時期には、見た目には分からなくてもカーテンにカビが生えることもあります。そのため、梅雨の終わりに洗い、すっきりときれいな状態のカーテンにするといいでしょう。
また冬に室内で加湿器を運転し続けていたようであれば、冬の終わりも同様に洗濯することをおすすめします。
普段何気なく使っているカーテンですが、定期的に洗うことで気持ちよく清潔な状態を保てますよ。