終身雇用が当たり前だったときは、「いまの会社で求められている技術を身につける」だけでも、それなりのキャリアを歩めたかもしれません。しかし、転職するのがスタンダードとなると、「将来、勤めるであろう会社の技術を先回りして学ぶ」ことも大事です。
収入を増やすための方法
そこで本記事では、高給取りほど外さない、「収入アップにつながる潰しが効くスキル」を2つ紹介します。
給与所得アップ：マーケティングスキル
1つ目が、マーケティングスキルです。ここでいうマーケティングスキルとは、「自分ができること（供給）」と「お金になること（需要）」をマッチさせる技術を指します。たとえば、筆者は「ほどほど」の高給取りですが、学生時代から、次の点を意識しながら、キャリアを育むことを決めていました。
◯自分が情熱を燃やせる
◯自分の得意を活かせる
◯お金になる
高給取りほど、この３点を「同時に満たす働き方」を考え抜き、実現する力があります。
たとえば、筆者の知り合いは、ルービックキューブが好きすぎるあまり、パズル愛好家のための「パズル専門店」を開いてヒットさせました。同氏の事業は順調に拡大しています。
世の中には「こんな働き方もアリなのか！」と驚くような仕事がたくさんあります。型にハマらず、粘り強く、自分にとっての「都合が良いしお金にもなる」働き方を考え続けることが大切です。
不労所得アップ：投資スキル
2つ目は、投資スキルです。ここでいう投資スキルとは、収入を増やすために効率的に時間やお金を使う技術を指します。投資の神様ウォーレン・バフェットは「自分への投資」がもっとも効率的だと言っています。なによりまず「自分の能力を伸ばすために時間やお金を使って、収入を増やす方法」を考えるべきでしょう。
また、余裕資金を使ってお金を増やす知識もあると心強いです。
余裕資産を使って「ほどほどの利回り」を目指すだけなら、投資スキルはさほど重要ではありません。時間をかけずに、ほどほどにお金を増やしたい方は、NISAやiDeCoなどを使って、インデックス投資をするのがよいでしょう。
余裕資産を使って「平均以上の利回り」を目指すなら、プロフェッショナル並みの努力が求められます。まずは、「ほどほどの利回り」を出せるようになってから、興味の度合いにあわせて、さらに利回りを引き上げる方法を、勉強してみるとよいでしょう。
まとめ
要点をまとめると、・高給取りほどマーケティングと投資がうまい
・マーケティングとは：自分にできることと、お金になることを、すり合わせる技術
・投資とは：時間やお金を使って、収入を増やす技術
という3点に集約できます。
これらのスキルは潰しが効きます。どんな会社で働くにせよ、「もっていて損はない」技術ですから、収入を増やしたい方なら学んでおくとよいでしょう。
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