安見えしない“Tシャツ”スタイルのコツは？ 30～40代の「カジュアルコーデの正解」6例

Tシャツとボトムスの組み合わせは、夏の定番スタイル。でも、Tシャツはカジュアルなアイテムなだけに、大人の女性が着るときには、チープな印象にならないよう素材感やボトムスとの色合わせに注意する必要があります。

今回は、30～40代の女性におすすめのTシャツ×ボトムスのコーディネートをご紹介！ 着こなしのポイントを押さえて、素敵な大人カジュアルを楽しみましょう。
 

無地の白Tシャツ

無地の白いTシャツは、定番アイテムだからこそ、おしゃれに差が付くアイテムでもあります。まずは、無地の白Tシャツのコーディネートを見ていきましょう。

■白Tシャツ＋インディゴブルーのデニムパンツ トップスはユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ、ボトムスはGUのインディゴブルーのデニムパンツというシンプルなコーディネート。この写真では、Tシャツの前だけウエストインして、ルーズにならないように着こなしています。

二の腕をカバーしてくれる5分袖も大人世代には◎。足元をボッテリとしたデザインの白いダッドスニーカー、バッグをリュックサックにして、アクティブな印象を作り出しています。どちらもプチプラアイテムですが、着こなしと小物使いで高見えするポイントを押さえています。

■Tシャツ＋スカートの白黒モノトーンコーデ 提灯のように袖が膨らんだランタンスリーブTシャツとリネンブレンド素材のフレアロングスカートの白黒モノトーンコーデ。

この写真のようなボリュームスリーブは、二の腕をカバーしてくれる優れもの。ウエストインして上半身をコンパクトにまとめれば、脚を長く見せる効果もあります。小物も黒で揃えると重ための印象になりがちですが、素足にサンダルを合わせ、ミニバッグを持つことで軽快な印象を生み出しています。
 

白地のモチーフTシャツ

無地の白Tシャツでは物足りないときは、白地にモチーフがデザインされたTシャツを選択肢に加えてみましょう。

■フラワーモチーフTシャツ＋オリーブ系カーゴパンツ ポップなフラワーモチーフのTシャツとオリーブ系カーゴパンツを組み合わせたこの写真は、大人のモチーフTシャツコーデの好例。

Tシャツのオレンジとブルー、スニーカーのブルーとグリーンといった鮮やかな色彩が視線を引き付けます。気になるお腹まわりはウエストアウトで解決！ シンプルなコーディネートは、“程よくルーズ”なサイズ感がとても重要です。

■モチーフTシャツ＋イエローグリーンスカート モノトーンのプリントを施したビッグシルエットTシャツとイエローグリーンのティアードスカートのコーディネート。

この写真のように、モチーフがデザインされたTシャツはウエストインしない着こなしがおすすめです。Tシャツの柄が主張しすぎず、トレンドカラーのイエローグリーンを引き立てています。
 

ヴィンテージ風のカラーTシャツ

価格が手頃なTシャツは、色ものを取り入れやすいアイテムのひとつ。着てみたいけれど、なかなか手を出せずにいた色も、Tシャツなら取り入れやすいでしょう。今シーズンはヴィンテージのような風合いのカラーTシャツがトレンド。ワーク・ミリタリーといったアメリカンカジュアルをベースにした着こなしが人気です。

■イエローTシャツ＋オリーブのカーゴパンツ ヴィンテージ加工を施したイエローTシャツとオリーブ系カーゴパンツの組み合わせ。

この写真のTシャツの裾から見える白は、スカートのようなデザインのレイヤードTシャツの一部。これはセパレーションカラーと呼ばれるカラーコーディネートの手法で、色と色の間に無彩色を取り入れることで、メリハリの効いた印象に仕上げてくれます。

■ピンクTシャツ＋ブルーのデニムパンツ ピンクのTシャツとやや細身でストレートなシルエットのデニムパンツのコーディネート。

この写真のTシャツにも用いられている、製品を縫い上げてから染めるガーメントダイ（製品染め）は、生地が均等に染まらないのが特徴。ヴィンテージのような独特な風合い・色合いなので、シンプルなTシャツも一枚でサマになります。

今回は、30～40代の大人の女性にもおすすめの、無地の白Tシャツ、白地のモチーフTシャツ、ヴィンテージ風カラーTシャツの6つのコーディネート例を見てきました。特に二の腕やお腹まわりをカバーしてくれるTシャツは、一枚で着映えするのでなにかと重宝します。ぜひ参考にしてみてくださいね。


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