そこで利用したいのが、常に格安で商品を購入することができる激安ショップ。 日本の食品業界の商習慣では、「製造してから賞味期限までの期間が残り3分の1になる前に、スーパーなど小売店に納品しなければならない」という“3分の1ルール”があります。そのため、まだ賞味期限が残っているのに納品さえもされずに廃棄されている食品がありました。
しかし近年、フードロス削減のため、このルールが見直されつつあります。また、賞味期限が近くなったものを安く買い取り、消費者に安く販売する店も増えています。
実店舗だけではなく、ネット通販を行っている店もあるので、自宅にいながらお得に買い物ができて便利です。こうした店を利用して、支出を減らしてみてはいかがでしょうか。
食料品や日用品を安く買える店を4つご紹介します。
1. 6~7割引で食品が買える「Kuradashi(クラダシ)」
かつてはネット通販専門だったディスカウントマーケット「Kuradashi(クラダシ)」。最近ではポップアップストアを展開し、ニュースで取り上げられることも増えてきました。筆者も2015年から、日常使いの食品からおせち料理まで利用しています。中には半額の商品や6割引、7割引という商品もあり、大変お得です。
また、商品価格の一部は寄付に当てられ、その寄付先を候補の中から選ぶことができるのも特徴です。マイページを開くと、今までどれだけの食品ロスを削減できたかという数値が表示されるのも興味深い点です。
・https://kuradashi.jp/
2. 食品から日用品、ペット用品までそろう「junijuni(ジュニジュニ)」
前述のクラダシと同様、賞味期限が近づいたり、在庫過多になった商品を格安で販売している「junijuni(ジュニジュニ)」は、東京ガスがスポンサードしているECサイトです。食料品のほかに日用品、ペット用品などを取り扱っており、商品代金の一部が社会貢献活動を行う団体に寄付される仕組みになっています。
・https://www.junijuni.jp/
3. 店内すべてが半額!「半額倉庫」
最近テレビの情報番組で取り上げられることが多い「半額倉庫」。付いている値札から、全ての商品が半額になるというお店です。こちらはリサイクル&アウトレットショップなので、リサイクル品も取り扱っていますが、余剰在庫などのアウトレット品も多くあります。
各エリアに店舗があるほか、「夜市オンライン」というおもしろい試みを行っており、オンライン即売会でお得に買い物ができる日もあります。夜市オンラインの日時は公式サイトで発表されています。
・https://www.hangaku-soko.com/
4. 全品半額以下の「222(トリプルツー)」
全品半額以下で販売しているのが、関西発のアウトレットショップ「222」(トリプルツー)。2023年6月8日時点で、国内に16店舗展開しています。衣料品や日用雑貨、調理器具、家電など取り扱う商品の幅が広く、中には驚くようなお宝も!・http://www.gattolibero.co.jp/
全国的に展開している店をご紹介しましたが、実はそこまで有名ではなくても、昔から賞味期限が短くなった商品を格安で販売している店はありました。意外なところにあったりするので、気づかれていないというケースもあるかもしれません。
今回ご紹介した4つのショップに加え、近くにそのような店があったら、ぜひ利用してみてくださいね。