ゴールデンウイーク前は株の買い時? 過去の傾向を調査!
まもなくゴールデンウイークに突入します。休日・祝日には株式取引ができないので、ゴールデンウイーク前に株式を売却しておこうと考える方も多いのではないでしょうか?ゴールデンウイーク前だからという理由で、保有する株式を売却しておこうと考える投資家が多ければ一時的に株価が下落し、投資のチャンスが生まれるかもしれません。そこで今回、ゴールデンウイーク前(※)は、株の買い時かどうか検証してみました。
※今回はゴールデンウイーク前を4月25日と定義付けました。
■検証条件
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検証対象:全銘柄
検証期間:2000年1月1日~2023年3月31日
1銘柄当たりの投資金額:20万円
買い条件:10日平均売買代金5000万円以上の銘柄を4月25日の翌営業日寄り付きに買い
売り条件:ゴールデンウィーク後(※)の寄り付きで売却
※今年の場合は5月8日
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以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。
検証結果
検証したところ、連休前に買って連休後に売った場合、利益は得やすい結果となりました。- 勝率:53.98%
- 勝ち数:17,924回
- 負け数:15,280回
- 引き分け数:657回
- 平均損益(円):1,622円 平均損益(率):0.81%
- 平均利益(円):11,038円 平均利益(率):5.52%
- 平均損失(円):-9,354円 平均損失(率):-4.68%
- 合計損益(円):54,912,633円 合計損益(率):27,456.92%
- 合計利益(円):197,836,323円 合計利益(率):98,922.49%
- 合計損失(円):-142,923,690円 合計損失(率):-71,465.57%
- PF(プロフィット・ファクター):1.384
- 平均保持日数:12.50日
「4月25日の翌営業日寄り付きに買って、ゴールデンウィーク明けに売る」というシンプルな売買ルールにもかかわらず、検証結果は大きくプラス。勝率は53.98%、平均損益は0.81%でした。
大型連休前は、連休中に保有する株式が売買できないため、連休前にいったん売られやすくなり、株価が下がりやすい傾向にあります。そのため連休前に買って、連休明けに売却すると利益を得やすい傾向があると覚えておくとよいでしょう。
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