一人暮らしで初めての自炊! 健康的な食生活のコツは?
初めての一人暮らし。さぁ、料理も頑張ろう!と思っている人もいると思います。健康的な食事を作るコツはどんなことがあるのでしょうか。
この春、一人暮らしを始めた人も多いのではないでしょうか。自分だけだからと好きなものばかり作ったり、節約にもなるからと毎食パスタや麺類だけで済ませたりしていると、食生活の乱れから健康を損なってしまいます。
自炊に慣れていない人でもできる、簡単に健康的な食生活を送るポイントをご紹介します。
健康的な食生活の基本は? 難しく考えずに「定食」スタイルを意識する
おいしくて健康的な食事を作るコツは「定食」を意識すること。主食・主菜・副菜はあるかな?と確認してみましょう。
「健康的な食事を作りたいけれど、栄養の知識に自信がない」という人は、まずは「定食」スタイルを意識しましょう。
お店で出される「定食」は、主に次のもので成り立っています。
- 主食……米飯
- 主菜……肉料理や魚料理、卵料理などのメインのおかず
- 副菜……野菜の煮物やサラダなどの野菜料理
- (汁物)
もちろん、3種類以上の料理を作らなくてはならないわけではありません。例えばサンドイッチなら、一品で、パン(主食)、ハム(主菜)、レタス・キュウリ(副菜)がそろいますので、栄養学的に問題ないと考えて大丈夫です。最初はゲーム感覚で、3種類の要素がそろっているかをチェックしてみるといいでしょう。
食中毒を回避! 衛生管理の3つの基本ポイント
自炊するときには、栄養バランス以上に重要なことがあります。それは「安全な食事」を作ること。不衛生な調理のせいで、食中毒などを起こしてしまうことが一番怖いです。こちらも「食中毒の3原則」と呼ばれている3つの基本をおさえれば安心です。- 調理前にはしっかり手洗いを行う(中断した場合も必ず手洗いをする)
- 生肉や卵を触ったままの手で、サラダなど生食のものを触らない
- 肉や魚は、しっかり中まで火を通す
どれも慣れるまでは、しっかりと守るように気を付けてみてください。
完璧を目指さないのも自炊を続けるコツ! 作れない日も食事を楽しんで
また、食事作りを頑張ろうと思っていても、忙しかったり疲れていたりして、自炊したくない日もあるでしょう。理想的な献立で自炊できないことをダメだと思いすぎると、料理自体が苦痛になってしまいます。自炊したくないときは、無理は禁物。コンビニやスーパーのできあいのお惣菜やお弁当を買ったり、外食をしたりしても大丈夫です。自炊よりもお金はかかるかもしれませんが、自分では作れない新しい味に出会えてラッキーと考えるくらい、おおらかな気持ちで自分を甘やかしてあげる日も大切です。
食べる楽しみを忘れずに、ぜひ健康的な食生活を送ってください。