2023年注目のトルコスイーツが、ローソンに初登場!
「バクラバ」とは、薄いパイ生地を何層も重ね、間にピスタチオやくるみなどのナッツを挟んで焼き上げ、仕上げに甘いシロップをたっぷりとかけて仕上げたトルコの伝統菓子のこと。
イスタンブールで180年の歴史を誇る老舗の「ナーディル・ギュル」というブランドが、2022年11月に銀座に出店したこともあり、最近ますます注目が高まっています。
特徴は何層も重ねた生地とナッツのフィリング、そして甘いシロップ!
「バクラバ風くるみパイ」は、シロップでべたつかないように耐油性のトレーに入っています。シロップが染みた照りのある生地にアーモンドがトッピングされていて、見た目にもおいしそうです。
36層のパイ生地で、軽い食感に
生地は油脂を36層に織り込んでいるそうで、何層にも重なって軽い食感を生み出しています。シロップが染みているので、「サクサク」とまではいきませんが、層の重なりは感じられます。
ローソンのバクラバは「くるみフィリング」
中にサンドされているのは、ヘーゼルナッツ入りのくるみフィリング。本場の「バクラバ」にもさまざまなフィリングがあって、もっともメジャーなのは「ピスタチオ」。
日本でのピスタチオ人気が、銀座のお店でも行列を作る一因にもなっていますが、そのぶん価格も高価になってしまうので、今回はコンビニで手の届く価格帯で販売するために、くるみフィリングになったのだと推察されます。
くるみの素朴な味わいに、ヘーゼルナッツで深みをプラス
食べてみると、味わいの骨格はくるみで、ヘーゼルナッツで香りと味わいに深みをプラスしている感じ。少しねっとり、じゅわ~っとしたテクスチャーで、くるみの粒感は控えめ。シロップの甘さが加わって日本の「くるみあん」のような素朴さも感じます。
シロップの甘さはやっぱり強烈!
そして、際立つのはシロップの甘さ。「素焚糖(すだきとう)」を使用しているため、キビ砂糖のような甘い香りとコクのある味わいを感じられ、それが甘ったるさを緩和してくれていますが、それでも甘い! 食べやすさを考慮しつつも、現地の味を忠実に再現しています。
銀座で行列ができているというトレンドのスイーツを、いち早くコンビニで商品化するスピード感はさすがローソン。豊かなナッツの香りやガツンとくる甘さに、ヨーロッパのお菓子とは異なる個性を感じられると思います。
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