そうはいっても、まだまだ高い光熱費。安くできるものなら、安くしたいですよね。
今回は光熱費を節約するために、今すぐできることをご紹介します。
電気代節約のために今すぐできること
電気代というとエアコンが話題になりがちですが、24時間365日動き続けている冷蔵庫こそ、意識したい家電です。冷蔵室はスカスカに、冷凍室はキツキツに入れると節約になるという話を聞いたことがある方もいるでしょう。冷蔵室はスカスカだと冷気が循環しやすくなり、冷凍室はキツキツに入れると食材同士で冷やし合うため、消費電量が少なくなるといわれています。
いかに短時間で扉を閉めるかも、冷蔵庫の電気代を節約するポイントです。扉を長時間開けっ放しにし、中の冷気と室内の温かい空気が入れ替わってしまうと、元の温度まで冷やすために電力が多くかかってしまうからです。
冷蔵庫内を整理し、どこに何があるかを把握しておくのはもちろんのこと、頻繁に取り出すものは、冷蔵庫の扉を少し開けただけで取り出せる位置に置きましょう。同時に使うものはカゴなどに入れてグループ収納し、カゴごと出し入れすることで、扉を開けておく時間を短縮することがもできます。
またオール電化などで、夜間の時間帯の電気代が安いご家庭は、充電が必要なものは夜中に充電し、食洗機や洗濯乾燥機などはタイマーを使い、夜中に運転することで節約することができます。ご近所に迷惑のかからない範囲で工夫してみましょう。
ガス代を節約するために今すぐできること
ガス給湯器を使っているご家庭は、必要のないときにガスが点火しないよう気をつけましょう。特に注意したいのは、混合水栓のご家庭です。水だけでいいときにハンドルがお湯のほうに向いてしまっていると、それだけでガスが点火してしまいます。不必要なガスを使わないために、通常は水のほうに向けておき、お湯が必要なときだけお湯側にして使い終わったら戻す習慣をつけておくといいでしょう。 調理にガスを使うご家庭では、余熱調理、保温調理を活用することでガス代を節約することができます。例えば下茹でしたいときや煮込みたいときは、加熱したい時間の最後まで点火しておくのではなく、途中で火を止め、鍋にフタをし、あとは余熱で火を入れる習慣をつけましょう。
水道代を節約するために今すぐできること
水道代の節約のために今すぐにでも意識してほしいのは、トイレを流すときの大と小の使い分けです。最新型の節水トイレでも大は5リットル弱、小は約3.5リットルと流れる水の量に差があります。また、1965年頃の便器だと約20リットル、1976年頃の便器だと約13リットルと、古い便器ほど大1回あたりにかなりの量の水が流れています。
本来であれば小でいいのに、意識せずに毎回大で流しているようであれば、小のときは小で流すことで水道代の節約につながります。
また立ち上がったら自動で流れるタイプの便器は毎回大で流れてしまうので、節水・節約ということを考えれば手動で流して使い分けをするほうがよいでしょう。
今回は、光熱費を節約するために今すぐにでもできることをご紹介しました。ぜひお試しください。