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1万円台の初心者向けスマホ「Redmi 12C」レビュー! 使い勝手はどう?

コスパの良いスマートフォンをリリースしているシャオミ(Xiaomi)が、1万円台の新端末「Redmi 12C」をリリース。高性能ではないものの、初心者向けにおすすめのモデルです。

伊藤 浩一

執筆者:伊藤 浩一

デジタルガジェットガイド

ディスプレイは約6.71インチサイズ

「Redmi 12C」。ディスプレイは約6.71インチサイズ

シャオミ(Xiaomi)は3月16日、エントリーモデルのスマートフォン「Redmi 12C」を発表しました。価格はメモリ3GB+ストレージ64GB版が1万9800円、メモリ4GB+ストレージ128GB版が2万3800円で、1万円台から購入できるコスパの良いスマートフォンです。高性能ではないものの、初心者向けにおすすめできる端末といえます。
 

初心者にはハードルが高いハイエンドスマートフォンの価格

年々高機能化するスマートフォンは、価格が高騰し、円安や部材費の高騰がさらにコストアップに拍車をかけています。特にハイエンドモデルに関しては、10万円超えが当たり前になっており、20万円を超えたノートパソコンより高い価格帯のモデルもあります。

スマートフォン初心者にとっては、ハイエンドモデルに搭載されている高機能は必ずしも必要ではありませんが、ローエンド機種では性能が低すぎて、作業効率が下がってしまう可能性もあります。そこで初心者向けにおすすめなのが、日常使いに良い機能をバランスよく搭載し、かつ高価格帯ではない機種になります。
 

大画面で使いやすい「Redmi 12C」

Redmi 12Cのパッケージ

Redmi 12Cのパッケージ

Redmi 12Cは、約6.71インチサイズのディスプレイを搭載しながらも、安価な価格帯のスマートフォンです。低価格ではありながら、CPUにHelio G85、カメラは2眼カメラ(約5000万画素)、バッテリー5000mAh搭載と、初心者には十分な性能を備えています。

・日常使いには十分な機能を搭載
microUSBポートを搭載

microUSBポートを搭載

ディスプレイは大画面ながらも解像度は低め(720×1650ドット)、5G通信に非対応、充電ポートはUSB-CではなくmicroUSBと、デメリットもありますが、少ないメモリを補填するメモリ増設機能(メモリ3GB版は最大2GB、4GB版は最大3GB)や3.5ミリオーディオジャック、FMラジオ、指紋認証/顔認証、目の負担を軽減する「読書モード」などの機能を搭載しています。

・カラーは3種類
カラーも、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープル(メモリ4GB版のみ)の3種類が用意されています。

・動作速度は
実際の動作速度としては、ベンチマークアプリAntutu Benchmarkは20万台ということで、動作負荷の高いゲームには向いていませんが、SNSやウェブブラウザを利用する分には快適な速度で動作しますので、日常用途に向いています。
ベンチマークアプリAntutu Benchmarkは20万台

ベンチマークアプリAntutu Benchmarkは20万台


・カメラ性能も十分
カメラ機能は、ハイエンド機種のような高解像な写真ではありませんが、スマートフォンで日常を撮影するには十分な性能です。
2眼カメラ搭載

2眼カメラ搭載

カメラの作例

カメラの作例

以上の理由から、「Redmi 12C」はスマートフォン初心者が最初に使う機種としておすすめです。安価なため、中級者以上のユーザーの予備機としても実用的といえるでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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