デスク周りの小物の収納用品から、ファイルボックス、衣類ケース、屋外で使う収納グッズまで、家の内外で使うさまざまな収納アイテムを、無印良品でそろえている人も多くいます。また、ユーザーの利用期間が長いのも特徴です。筆者もその1人。20年以上前に購入した衣装ケースを今もまだ使い続けています。
今回は1つ使うと他の場所でも活用したくなる、そして長く使い続けたくなる無印良品の収納アイテムの魅力をご紹介します。
デザインチェンジが少なく、少しずつそろえて長く使える
100円ショップにも収納アイテムはありますが、その都度、安価で製造可能なメーカーに発注するので、デザインが変わってしまうことが多々あります。そのため、シリーズでそろえて使いたくても、何年後かに買い足そうとすると、同じものが売っていないということは少なくありません。その点、無印良品の収納アイテムは、長く同じデザインのものが販売されているので、数年後に同じものを追加することができます。デザインチェンジが全くないわけではありませんが、それでも100円ショップに比べると圧倒的に長く展開されています。
収納にこだわりがある人から高い支持を得ているのは、こうした理由からです。
同じシリーズでサイズ違いが多く展開されている
使いたい場所にちょうどいいサイズの商品が見つかるのも、無印良品の収納アイテムのいいところです。同じシリーズの商品が複数のサイズで展開されているので、収納場所にぴったり収まり、スペースを有効活用することができます。 こちらは筆者の家の洗面台下の収納。幅の異なる3種類のファイルボックス(高さが半分のもの)を組み合わせて使っています。やはり同じシリーズでそろえると、見た目もスッキリして気持ちが良いですね。おしゃれなだけじゃない! 環境にも配慮されている
以前より環境に配慮した商品を多く発売していた無印良品ですが、2023年2月15日からバージンプラスチックの代替素材を使った収納アイテムが登場しています。その1つ、新色として発売されたダークグレーの「ファイルボックス」には、再生ポリプロピレンが使用されています。リサイクル素材はさまざまな色が入っており、製品に黒い点が出てしまうため、黒に近いダークグレーの色で仕上げているそうです。 またプラスチックの代替素材として、軽くて丈夫な紙素材を使った硬質紙のファイルボックスも、同日に発売されています。
SDGs(持続可能な社会)の観点から、このようなアイテムを積極的に利用したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
プラスチック収納用品の回収もスタート
さらに2023年2月3日から、不要になった無印良品のプラスチック収納用品の一部を回収、リユース・リサイクルする取り組みが始まっています。回収されたものは資源化加工されて、無印良品の商品に有効活用される予定とのこと。また無印良品は、不要になった人から必要になった人に販売できる仕組みも作ると発表しています。
回収の対象となる無印良品の商品 出典:プレスリリース
筆者自身、無印良品の「頑丈収納ボックス」の特大が欲しかったのですが、廃棄処理が高額になるので諦めていました。今回の店舗での無料回収によってその心配も不要となったので、安心して特大サイズを購入することができます。
ニーズに合ったサイズを選べ、環境にも配慮されている無印良品の収納アイテム。これからますますファンが増えていきそうです。