「春分の日」の開運ポイントとNG行動……西洋占星術の関係性
春分の日は西洋占星術で重要なポイントとなります
本格的な春の訪れを示すのが、春分点。西洋占星術の始まりのころ、ギリシャの天文学者ヒッパルコスが太陽の通り道を12等分して、黄道十二宮を定めた段階では、確かに、春分点とおひつじ座の位置は重なっていたのです。
ところが、地球には、「歳差運動」という現象があり、毎年わずかながら、春分点はズレていきます。ヒッパルコスからニ千年以上経った今、春分点の位置はうお座にあるのです。
西洋占星術では、おひつじ座に太陽が入った日を春分とみなし、1年の運勢を占います。科学の発展と占いの伝統のせめぎあいで諸説入り乱れたことは容易に想像がつきますが、物事の始まりにおひつじ座を掲げる形で落ち着いたのです。
「春分の日」にやると運気が上がる行動
おひつじ座は、「始まり」を意味する星座ですから、事始めの吉日です。春分の日の前に準備し、ここからスタートさせると軌道に乗るでしょう。また、直感やひらめきで思いついたことを実行するのもオススメです。とにかく、動く、動かす。そういう意味では、スポーツを楽しむ、体を鍛えるにもよい日です。おひつじ座は精神性の星座ですから、新しく物を使い始めるならば、そこにポリシーを持たせましょう。「これから稼ぐためのパソコン」「人とつながるためのスマートフォンの買い替え」「稼ぐためのお財布」など、物に目標を持たせるのです。
朝活も、運気を高めます。初めてのコースを走ってみる、初めて行くお店で朝食を食べるなど、「初」にこだわってみて。
また、これまでパッとしなかった人は、春分の日に髪を切ると、運気が開けるでしょう。
「春分の日」にやると悪運を招くNG行動
12星座のトップバッターとなるおひつじ座は、エネルギーのかたまり。自我も相当強いのです。この影響を受けて、おひつじ座生まれでない人も、春分の日から始まるおひつじ座シーズンは、どこか熱しやすく、怒りっぽくなります。つまり、モメ事はヒートアップしやすいので、早め早めにストップをかけること。捨て台詞や嫌味、マウントなども慎んで。また、春分の日は、春のお彼岸の真っただ中です。結婚式やお宮参りなど、晴れやかなこと、お見舞いなども外しましょう。占いの要素だけでなく、日本古来のしきたりも意識していくと、上手に開運ができるはず。
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