家計簿・家計管理

お金持ちはお金儲けすることを365日考える【2023年】

「コロナという大きな出来事が起きて、お金持ちはお金のことをあまり考えなくなったりしましたか?」という質問をいただきました。結論から言うと、お金持ちは、コロナに関係なくお金を儲けることをつねに考えています。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

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お金持ちは「お金を儲けること」をつねに考えています

「コロナという大きな出来事が起きて、お金持ちはお金のことをあまり考えなくなったりしましたか?」という質問をいただきました。以前、以下のようなコラムを書いたことがあります。

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お金持ちは1年に365日儲けることを考えている

結論から言うと、お金持ちは、どんな社会情勢になっても、お金を儲けることをつねに考えています。1年中、お金のことを考えてお金を稼ぐ機会をうかがいます。
つねにお金を稼ぐチャンスをうかがうのがお金持ち体質

つねにお金を稼ぐチャンスをうかがうのがお金持ち体質

投資家は、仕込みの機会をつねにうかがい、コロナが猛威をふるおうと収まろうと、市場は動いていますから、いつでも利益のチャンスがあります。

事業家は、新商品や新業態など売れる企画をつねに考えています。コロナで来店客が減ったがゆえに、余計に知恵と工夫をこらそうとしています。

このような投資家や事業家の「儲けよう」とする姿勢に拒否反応というか嫌悪感をいだく人もいるようですが、たとえば投資家が機会をうかがうというのは……

・市場のひずみ(本来は高く評価されるべきものが安く放置されている、あるいはその逆)を見つける
・将来伸びる可能性がある企業やセクター(あるいは伸びると判断できる材料)を見つける


ということですから、世界経済への観察眼と洞察力がはぐくまれるということでもあります。

観察眼と洞察力という2つの能力が高ければ、与信など他にも応用でき、付き合うべき取引先、やめたほうがいい取引先を見抜くことにもつながります。あるいはプライベートでも、一緒に家庭を築くにふさわしい伴侶かどうかを見分けることもできるでしょう。

事業家もやはりつねに儲けることを考えていますが、儲けるとはそもそも顧客や社会の役に立った対価としてお金をいただくことを意味します。

それはたとえば、

・顧客の問題を解決する
・顧客の夢や希望を叶える
・顧客の時間価値を高める
・顧客に感動を与える


ということを自社の商品やサービスの提供によって実現することですから、これは非常に尊い行為ではないでしょうか。逆にお金儲けを考えない人は、顧客の役に立つことを考えていないわけですから、自己中心的であると言えなくもありません。

いずれにせよ「儲ける」というのは、自己の能力の拡大、および顧客に感謝される行為ですから、これからも堂々と追求する価値があると思います。
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