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iPhoneの音質が上がる!? 自分好みの音に調整する方法

iPhoneの音を自分好みに調整する方法をご紹介。調整方法によっては「音質が良くなった」と錯覚するぐらい、大きな変化を感じられますよ。

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執筆者:ばんか

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iPhoneの音質が上がる?! 自分好みの音に調整する方法

iPhoneの音質が上がる!? 自分好みの音に調整する方法

iPhoneには、自分好みの音質に変換するための機能がいくつか備わっています。これを使うことで、音楽を聴くのがもっと楽しくなるかもしれません。

調整の方法によっては「音質が良くなった」と錯覚するぐらい、大きな変化を感じられるものもあります。必ずしも“良くなる”とはいえませんが、「自分に合った音質を探すことができる」というポイントについては、知っておいて損はないでしょう。
 

AirPodsの音質を調整する方法

iPhoneには、「AirPodsシリーズ」のイヤホン・ヘッドホンでの聴こえ方を調整する機能が備わっています。それが「ヘッドフォン調整」機能。これを使えば、自分好みの音質が見つかるかもしれません。

「ヘッドフォン調整」機能が利用できるのは以下のデバイスとなります。
 
  • AirPods Pro(第1および第2世代)
  • AirPods(第2および第3世代)
  • AirPods Max
  • Apple EarPods(EarPods with 3.5 mm Headphone Plug または EarPods with Lightning Connector)
  • Powerbeats
  • Powerbeats Pro
  • Beats Solo Pro
  • Beats Fit Pro
1. 
「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」→「ヘッドフォン調整」と進みます。そして「ヘッドフォン調整」をオンにします。
iPhoneの音質が上がる?! 自分好みの音に調整する方法

「設定」アプリで「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」をタップ  iPhoneの音質が上がる?! 自分好みの音に調整する方法

続いて「ヘッドフォン調整」と進み、「ヘッドフォン調整」をオンにする


2. 
「オーディオを以下に調整」の項目をタップすると、それぞれ以下の効果を得ることができます。
  • バランスの取れたトーン:幅広い範囲の音域が増強される
  • 音声の音域:中音域が増強される
  • 明るさ:高音域が増強される

3. 
スライダーを「弱め」「中程度」「強め」に変更することで、ソフトなサウンドをどのレベルまで増強するかを選択できます。
iPhoneの音質が上がる?! 自分好みの音に調整する方法

スライダーを変更して増強を選択


4. 
ご自身で調整することに自信がなければ「カスタムオーディオ設定」を選択しましょう。いくつかのヒアリングテストを行うことで、あなたに最適なヘッドフォン調整をしてくれます。
iPhoneの音質が上がる?! 自分好みの音に調整する方法

「カスタムオーディオ設定」を選択するのもアリ

ちなみに筆者が好みなのは「音声の音域」を「中程度」に設定したもの。中音域を少し強めにすることで、迫力のあるサウンドにできます。
 

Apple Musicの音質をイコライザで調整する

Apple Musicで流れる音楽の音質を調整することもできます。「イコライザ」機能を使うことで、さまざまなタイプの音質に変化できます。

1. 
「設定」アプリを開き、「ミュージック」→「イコライザ」と進みます。するとAppleが用意しているプリセットがあるので、これをタップ。そのシーンに似合った音質に変化させてくれます。
iPhoneの音質が上がる?! 自分好みの音に調整する方法

「設定」アプリで「ミュージック」→「イコライザ」と進む


各項目のおおまかな設定内容は以下の通りです。

Late Night:音のメリハリを抑えフラットに近い音。寝る前におすすめの音質
R&B:R&B向け。低音が強調された音質
Small Speakers:小さいスピーカー向けの音質
Spoken Word:人の声やラジオ、ポッドキャスト向けの音質
Treble Booster:高音を強調したい人向け。軽くドライな音質
Treble Reducer:こもるような音好き向け。高音を抑えた音質
Vocal Booster:ボーカルを聞きやすくしたい人向け。中音域が極端に強調された音質
アコースティック:アコースティック音楽向き。音響の効果が引き上げられ、ボーカルを抑えた音質
エレクトロニック:電子音向け。低音と高音が強調された音質
クラシック:クラシック向け。楽器音を強調し中音域がやや抑えめな音質
ジャズ:ジャズ向け。中音が強調された音質
ダンス:低音が強めの重たい音好き向け。中音と低音がやや強調された音質
ディープ:全体的に重たい音好き向け。低音が強調されて高音が抑えめな音質
ピアノ:ピアノ向け。中高が強クリアな音質
ヒップホップ:パワフルな音好き向け。低音と高音が強調されたメリハリある音質
フラット:通常の音質向け。低音、中音、高音がフラットな音質
ポップ:ボーカルメイン向け。中音がメインで強調されてボーカルが目立つ音質
ラウドネス:にぎやか向け。低音、中音、高音それぞれで強調されている音質
ラウンジ:穏やか向け。中音が強調されて音響やボーカルが強調されている音質
ラテン:ラテン音楽向け。高音と低音が強調され打楽器などが目立つ音質
ロック:ロック向け。低音と高音が強調された楽器音が目立つ音質
低音を増やす:低音好き向け。低音を強調した音質
低音を減らす:低音を抑えたい人向け。低音を弱めた音質

via: Apple Musicをイコライザで好みの音に変える方法!

筆者が個人的に好きで設定しているのは以下の3つです。ご参考になれば幸いです。

■アコースティック
全体的にバランスの良い設定で、少しマイルドな印象。音の広がりを感じやすくて、空間オーディオと相性が良い印象です。

■ダンス
低音が強調される設定です。しかし、バランス自体はそこまで崩れないので、楽曲の雰囲気をそこまで大きく損なわないので気に入っています。

■Late Night
大きい部分の音を抑えて、小さな部分の音を強く出すことで、全体のバランスをフラットで聞きやすくしてくれるモード。低音や高音が強くなるのとは反対に、とても聞きやすくなります。

なお、今回はApple Musicで使えるイコライザを紹介しました。YouTube MusicやSpotifyなど、各サービスごとに設定する必要がありますので、ご注意ください。
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