セブン‐イレブンが、国や地域をテーマに定期的に開催しているフェア。2023年は「なまラブ 北海道グルメ旅」からスタートです!
北海道の名店監修のスイーツが今回も登場!
スイーツでは、昨年のフェアでも登場した「札幌ろまん亭」監修のモンブランのほか、苫小牧「三星(みつぼし)」監修のハスカップロールケーキが発売されています。
どちらも気になりますが、「三星監修 ハスカップロールケーキ」(税込270円)をいただいてみました!
北海道が全国シェア1位の「ハスカップ」
ハスカップとは、北海道が国内生産量100%のフルーツで、ブルーベリーに似た楕円形の果実で、野性的な酸味が特徴です。
収穫時期は初夏ですが、果皮が非常に柔らかく潰れやすいため、生のままで道外に流通することはほとんどなく、主にジャムやゼリー、ドリンクなどに加工されています。
監修した「三星」は、ハスカップを使った銘菓で有名な老舗
監修を担当している「三星」は、明治31年創業、苫小牧に本店を構える洋菓子店。ロールカステラにハスカップジャムを合わせた看板商品「よいとまけ」をはじめ、ハスカップを使ったお菓子を多数販売しています。
生地のおいしさをしっかり味わえるロールケーキ
セブン‐イレブンのロールケーキは、何度食べてもおいしいので今回も安心していただけます。とりわけ秀逸だと感じるのは、ロール生地。きめが細かく、ふんわりとしながらも軽すぎず、ほどよい弾力が心地よい食感です。
ハスカップの酸味を生かした爽やかな味わい
生地の中には、ハスカップソースとハスカップホイップ、ホイップクリーム。ハスカップはラズベリーやブルーベリーに似た甘酸っぱさがありますが、香りや甘みはそこまで強くありません。
ホイップクリームもその繊細な味わいを生かすように濃厚すぎず、全体的に爽やかな味わい。クリームがたっぷりなのに食べ疲れせず、あっという間に完食してしまいました。
「三星」監修の商品は他にも!
ちなみに今回のフェアでは、ベーカリーコーナーに同じ「三星」監修の商品がもうひとつ。看板商品の「シャーベットパン」をモチーフにした「三星監修 シャーベットパン」(税込172.80円)も販売されています。
丸いパンのくぼみに、カスタードホイップとりんごジャムがトッピングされており、レトロな見た目も魅力です。
筆者の父の出身地が北海道ということもあり、ハスカップは昔から知ってはいましたが、流通の問題で道外では洋菓子素材としての活用が難しく、なかなかメジャーになれない存在という印象をもっていました。
だからこそ、こうしてハスカップを使ったお菓子にスポットが当たるなんて想像もしていませんでしたし、影響力の大きいコンビニで扱われた意義は地域振興の意味でも大きいのではと感じています。
フェアをきっかけに、「ハスカップ」という素材や「三星」というお店についても、興味を深めていただけたらうれしいです。
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