香ばしさがありつつ歯切れのよい生地に変化!
シュー生地は、以前はアーモンド生地を被せて食感と香りに特徴を出していましたが、今回はオーソドックスな生地に。発酵バターを使用しているのがこだわりで、香ばしい風味と口どけのよさが際立ちます。
こぼれそうなほど「やわらかなクリーム」は、なめらかさがアップ!
中のクリームは、スイーツ専用の卵『エグパティシエール®』を使用している点は同じですが、以前よりもさらにとろりとやわらかなテクスチャーに。つるんと舌触りがよく、なめらかさもアップしたように感じます。
生地とクリームの味わいのバランスが◎
味は卵のコクとミルク感がほどよく調和していて、バニラの香りは控えめ。生地の香ばしさがクリームのコクを引き立てています。
セブンイレブンはシュークリームへのこだわりが強い!
クリームをたっぷり食べたい!という人にはやや物足りないかもしれませんが、個人的には以前の「シュー・パティシエール」よりも、今回の「窯焼きシュー とろ生カスタード」のほうが生地とクリームのバランスがよく、好みの味わいでした。
昨今、セブンイレブンのシュークリームは半年に一度のペースでリニューアルしており、シュークリームへのこだわりは、コンビニ大手3社のなかでもっとも強いように感じています。
その時々のトレンドも取り入れているので、毎回新しい味が楽しめる半面、好みに合う・合わないがはっきりしますし、「セブンイレブンのシュークリームはこの味!」というスタンダードが少し見えにくくなっている気もします。そうした王道スイーツの商品開発の難しさを感じるとともに、2023年のセブンイレブンのスイーツはどう進化するのか、期待がさらに高まっています。
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