コンビニグルメ

進化がとまらない!セブンの新しい「シュークリーム」は香ばしい生地とクリームのバランスが絶妙だった

セブンイレブンのシュークリームが、2022年末にリニューアル! 以前のシュークリームとの違いや特徴をレポートします。

笹木 理恵

笹木 理恵

おうちグルメ ガイド

飲食業界誌の編集者を経て、2007年に独立。専門誌時代に培った知識を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに雑誌・WEBなどで執筆中。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しめる日常的なグルメを幅広く発信するほか、近年は「食の未来」への取り組みについても意欲的に取材活動を行っている。

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定期的にリニューアルしている、セブンイレブンのシュークリーム。2022年6月に発売された「シュー・パティシエール」に続き、2022年12月27日に発売されたのが、「窯焼きシュー とろ生カスタード」(税込140.40円)です。商品名もフランス語から、わかりやすく商品の個性を伝えるネーミングに変わりました。
 

香ばしさがありつつ歯切れのよい生地に変化!

セブンイレブンの「窯焼きシュー とろ生カスタード」

アーモンド生地のない、オーソドックスな生地にリニューアル

シュー生地は、以前はアーモンド生地を被せて食感と香りに特徴を出していましたが、今回はオーソドックスな生地に。発酵バターを使用しているのがこだわりで、香ばしい風味と口どけのよさが際立ちます。

こぼれそうなほど「やわらかなクリーム」は、なめらかさがアップ!

セブンイレブンの「窯焼きシュー とろ生カスタード」

とろりとしたテクスチャーは以前と同様ですが、よりクセのない味わいに

中のクリームは、スイーツ専用の卵『エグパティシエール®』を使用している点は同じですが、以前よりもさらにとろりとやわらかなテクスチャーに。つるんと舌触りがよく、なめらかさもアップしたように感じます。

生地とクリームの味わいのバランスが◎

セブンイレブンの「窯焼きシュー とろ生カスタード」

卵臭さがなく、クリーミーな味わい

味は卵のコクとミルク感がほどよく調和していて、バニラの香りは控えめ。生地の香ばしさがクリームのコクを引き立てています。

セブンイレブンはシュークリームへのこだわりが強い!

セブンイレブンの「窯焼きシュー とろ生カスタード」

トレンドの味を取り入れて進化中!

クリームをたっぷり食べたい!という人にはやや物足りないかもしれませんが、個人的には以前の「シュー・パティシエール」よりも、今回の「窯焼きシュー とろ生カスタード」のほうが生地とクリームのバランスがよく、好みの味わいでした。

昨今、セブンイレブンのシュークリームは半年に一度のペースでリニューアルしており、シュークリームへのこだわりは、コンビニ大手3社のなかでもっとも強いように感じています。

その時々のトレンドも取り入れているので、毎回新しい味が楽しめる半面、好みに合う・合わないがはっきりしますし、「セブンイレブンのシュークリームはこの味!」というスタンダードが少し見えにくくなっている気もします。そうした王道スイーツの商品開発の難しさを感じるとともに、2023年のセブンイレブンのスイーツはどう進化するのか、期待がさらに高まっています。


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