※Xiaomi 12T Proはソフトバンク版とオープンマーケット版がリリースされていますが、記事中の写真はオープンマーケット版となります
スマートフォンの高速充電機能
スマートフォンは、ディスプレイの大型化、高速CPUの搭載、5G通信の対応など、端末の処理速度が速くなればなるほど、バッテリーへの負荷が高くなります。そのため、大容量バッテリーの内蔵が必須となっています。大容量バッテリーを搭載することで、高速処理をしてもバッテリー持続時間を損なうことなく利用が可能になります。一方、バッテリー容量が大きくなることで、問題になるのが、フル充電の時間です。大容量バッテリーを高速に充電するため、PowerDelivery対応のUSB充電器で高速充電する方法が一般的になっています。
PowerDelivery対応のUSB充電器は各種リリースされており、出力としては18Wから最大100Wまで対応したモデルがあります。ただし、スマートフォン側で高い出力に対応している必要があり、適合しているUSB充電器を利用する必要があります。
PowerDeliveryの充電に対応したスマートフォンであれば、通常のUSB充電に数時間かかる機種でも、1時間程度で充電が可能です。
「神ジューデン」は19分でフル充電可能
シャオミがリリースした「Xiaomi 12T Pro」は、“神ジューデン”と呼ばれる高速充電機能を搭載しています。同梱の120W充電器を使用することで、内蔵されている5000mAhの大容量バッテリーをわずか19分で100%まで充電可能。19分で充電する際の条件は、同梱の充電器利用、画面消灯、充電速度のブースト設定をオンにしておくことです。 実際に利用してみると、数分の充電で20%程度の充電ができ、高速充電を実感できます。寝る前に充電ケーブルに繋ぐといった一般的なスマートフォンの充電の運用方法は不要で、出かける前に数分繋ぐだけで、十分な充電が可能になります。2億画素カメラと高速CPUも魅力
「Xiaomi 12T Pro」は“神ジューデン”だけでなく、ハイエンドスマートフォンとして機能が充実しています。カメラは2億画素の高画素カメラを搭載。高画素のメリットとしては、トリミングしても十分な解像度が得られることですが、そのメリットを生かした自動トリミング機能を搭載しており、1枚の写真を撮影することで、AIによる最適な構図による複数のトリミング写真を作成できます。 CPUは「Snapdragon 8+Gen1」を搭載しており、高速処理により負荷の高いゲームアプリなどでも快適に操作が可能。高速CPUのため、2億画素のデータ容量の大きな写真データもスムーズに操作ができます。 6.7インチ大画面ディスプレイは、最大120Hzのリフレッシュレートを調整するAdaptiveSync、ブルーライトの量を減らすAdaptive Readingモードを搭載しています。発色に関しても、Adaptive True DisplayとAdaptive HDRにより、鮮やかな色彩の表現が可能です。
「Xiaomi 12T Pro」は、快適な処理と高画素カメラが利用できるハイエンドスマートフォンですが、さらに“神ジューデン”という日常利用で便利な機能を搭載したモデルになっています。スマートフォンをアクティブに活用するユーザーにおすすめの一台です。