コンビニグルメ

【2022年】ヒットしたコンビニスイーツは? 「4つのキーワード」でトレンドを振り返る

2022年もさまざまな新商品が登場したコンビニスイーツ。今年のトレンドを振り返ってみました。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド

2022年もさまざまな新商品が登場し、売れ行きも好調だったコンビニスイーツ。毎週欠かさず新商品をチェックしてきた筆者が、今年のトレンドを振り返ります。
<目次>

1. 2022年最大のヒットスイーツは、やっぱり「カヌレ」

「ローソン」の「濃密カヌレ」

ローソンの「濃密カヌレ」も大ヒット!

2021年のヒットスイーツが「マリトッツォ」ならば、2022年はやっぱり「カヌレ」。数年前からじわじわブームが再燃していましたが、2022年にコンビニ各社から販売されたことで知名度が一気に広がったように感じます。

なかでもローソンが10月に発売した「濃密カヌレ」(税込160円)は、発売後7日間で累計販売個数が200万個を突破。開発に3年を費やしたというこだわりのカヌレは、王道の味わいを追求し、外側はカリッ、中はもちっとした食感と、ラム酒やバニラの香りが特徴です。

 

2. チーズケーキは「濃厚&とろける」がトレンドに!

「ローソン」の「濃厚生チーズケーキ」

あの「バスチー」から看板商品の座を奪った!? ローソン「濃厚生チーズケーキ」

カヌレと同時期にローソンから発売されたのが、「濃厚生チーズケーキ」(税込248円)。昨今のチーズケーキのトレンドを反映させて開発した商品で、チーズの濃厚な味わいと、とろけるような食感が特徴です。

ローソンのチーズケーキといえば、2019年3月に発売された「バスチー バスク風チーズケーキ」が看板商品でしたが、この「濃厚生チーズケーキ」の発売をきっかけに、販売を終了することに。トレンドの移り変わりをはっきりと感じさせてくれた商品でした。

 

3. ご当地フェアで楽しむ、セブンイレブンの限定スイーツ

セブン‐イレブンの「エキリーブル德永純司シェフ監修スイーツ」

セブンイレブンの「エキリーブル徳永純司シェフ監修スイーツ」

2022年のセブンイレブンは、アジアンフェアイタリアンフェア沖縄フェアなど、月替わりでさまざまなフェアを展開。スイーツも各フェアのテーマに沿った新商品がそのつど発売され、話題となりました。

なかでも、5月のイタリアンフェアで展開していた「エキリーブル」徳永純司シェフ監修のスイーツ2品(ティラミスとパンナコッタ)は、本格的で特別感のある味わいが印象に残りました。また食べたいなあと思っていたら、なんとティラミスは冬仕立てになってこの12月にも登場! フェアで培ったノウハウは、今後のスイーツ開発にも活かされそうです。

 

4. ポスト「マリトッツォ」!? 話題になったイタリアンスイーツ

ファミリーマートの「冷やして食べるボンボローニ」

ファミリーマートの「冷やして食べるボンボローニ」

2021年に大ヒットした「マリトッツォ」がイタリア発祥のスイーツだったことから、2022年もいろいろなイタリア菓子が登場しました。その代表格が「ボンボローニ」と、「カンノーロ(カンノーリは複数形)」です。

「ボンボローニ」は、揚げた発酵生地にクリームを詰めたトスカーナ生まれの菓子パン。「カンノーロ(カンノーリ)」は、揚げた筒状の生地にクリームを詰めたシチリア発祥の伝統菓子で、どちらも「ポストマリトッツォ」の注目株として、話題になりました。

コンビニでは、ファミリーマートやセブンイレブンで発売されていましたが、本場の味を忠実に再現するというよりは、コンビニならではのアレンジされたスイーツとなっていました。2023年以降、本格的なブームが来るのか、引き続き要チェックです。


※紹介している商品は、2022年12月末現在は販売終了しているものもあります。ご了承ください

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