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家電のプロが選ぶ!2022年「買ってよかったキッチン家電」3選

おうち時間を充実させるために、2022年も新しいキッチン家電を導入しました。その中から、鍋やコーヒーメーカーなど、自宅やアトリエで活躍している3つのアイテムを紹介します。

執筆者:神原 サリー

おうち時間を充実させるために、2022年も新しいキッチン家電を導入しました。その中から、鍋やコーヒーメーカーなど、自宅やアトリエで活躍している3つのアイテムを紹介します。

<目次>

「本物の鉄鋳物ホーロー鍋」使用!水無し電気鍋で作るアクアパッツァに舌鼓

「本物」の鉄鋳物ホーロー鍋とヒーター部がセットになっていて、無水調理を「おまかせ」できるのが、エムケー精工の水無し電気鍋「コツイラズ」。リリースで知った時には真っ黒なデザインを少し残念に思っていたのですが、実際に使ってみたところ、すっかりファンになりました。

コツイラズ本体

エムケー精工 水無し電気鍋 「KO TSU I RAZU(コツイラズ)」

「ストウブ」や「バーミキュラ」に代表されるような鋳物ホーロー鍋は蓄熱性に優れるため、じっくりと加熱できます。さらに、ずっしりと重い蓋で密閉性が高まるため、食材の水分と香りを閉じ込められるという特徴があります。ですが、これをガス火でやろうとすると、火加減の調節が難しく、慣れないうちは焦がしてしまうことも。それを絶妙な出力制御で行ってくれて、“ほったらかし”でOKなのですから、うれしいではありませんか。

付属のレシピブックを参考にいろいろと調理してみたところ、少ない調味料でも食材の旨みが染み出たおいしい料理ができました。中でもお気に入りは、塩タラ、ミニトマト、アサリ、ズッキーニなどを使ったお手軽アクアパッツァ。たった15分の加熱でびっくりするほど本格的な味わいに仕上がり、もう惚れ惚れ。スパークリングワインにも白ワインにも合う激ウマの一皿です。

イチオシメニューの「アクアパッツァ」

イチオシメニューの「アクアパッツァ」

小さく見えても2~4人分の料理を作れます。保温や再加熱モードもあるほか、鉄鋳物ホーロー鍋はガスやIHで使うことも可能です。
 

 

「作る楽しさ」を実感できるレコルトのフードプロセッサー

メインのキッチン家電ではないけれど、あると便利なのが調理準備家電。レコルトの「フードプロセッサーコンボ」は、刻む、混ぜる、練る、潰す、砕く、泡立てる、こねるの7役を1台でこなす多機能さと大容量が特徴です。

トライタン製のボウル

トライタン製のボウルは外から刻み具合が確認できるので、ちょうどいいところでストップできます

ステンレスとトライタンという素材の異なる2種類のボウル、ステンレス製の4枚刃からなる「ブレード」「泡立てパーツ」「こねパーツ」の3種類のアタッチメントが付属。みじん切りやペーストなど料理の下ごしらえはもちろん、生クリームの泡立てやパン生地のこね作業までできます。アタッチメントを付け替えるだけで、自動で最適な回転数に調整される仕組みなので、スピードなどを自分でコントロールする必要がなく、使いやすいです。ボウルは重ねて収納できるので置き場所に困らないのも魅力。

生クリームを攪拌して作るフレッシュバターは本当に美味!

生クリームを攪拌して作るフレッシュバターは本当に美味!

多機能ゆえに楽しみ方もいろいろ。ステンレス製のボウルで餃子のあんを作り、トライタン製のボウルで皮をこねて、本格餃子を手作りするのも楽しいです。パワフルなので、あっという間に作業が完了することにびっくりします。泡立てパーツで生クリームから作るフレッシュバターもおいしいです。

ラテマキアートからウィンナーコーヒーまで!9種類のメニューが楽しめる「ネスプレッソ アトリエ」

9種類のメニューがワンタッチでできてしまう「おうちカフェ」の決定版が、ネスプレッソから2021年の秋に登場した「ネスプレッソ アトリエ」です。広尾の家電アトリエに導入したのは2022年の初夏でしたが、それ以来、ホッと一息つきたい時や、お客様がいらした時などに欠かせない一台になりました。

ネスプレッソ アトリエの最大の特徴は、スチーム加熱と攪拌機能を兼ね備えたミルクフォーマーによって、アイスからホットまで幅広いメニューがボタン1つで楽しめること。ミルクレシピを作るときには、付属のミニサイズの泡だて器(ミルクフォーマー)をコーヒーの抽出口の横に差し込んでセットすればOK。ミルクフォーマーがミルクに浸るようにヘッドの位置を調整してから、好みのメニューボタンを押すと、スチームでミルクを温めながら攪拌し、ふわふわのフォームミルクの出来上がり。そのあと、コーヒーの抽出が始まります。

カフェモカを作る様子

カフェモカは冷たいミルクに20gのチョコレートを入れてから、フォームミルクを作ります

牛乳100mlにミルクチョコレート20gを小さめに割り入れてセットし、モカボタンを押せばほんのり甘みのあるカフェモカができます。生クリーム30mlに砂糖3gを加えてコールドフォームボタンを押し、ふわりとしたクリームを作ったら、別のカップにルンゴを淹れて、上にホイップクリームをのせれば、まるで喫茶店で飲むようなウィンナーコーヒーも楽しめるんです。ほんのり冷たい生クリームが熱いコーヒーの上に乗っているので、まずはほの甘く冷たいホイップクリームが唇に触れ、その後で香り高いコーヒーが入ってきて、口の中でクリームとコーヒーが合わさるという流れは、まさに大人の味わい。

ウィンナー珈琲の作り方

2つのカップと2つの手順が必要ですが、味わいは格別のウィンナーコーヒー

泡立てるのが難しいと言われる、豆乳やアーモンドミルクなどの植物性のミルクにも対応しているので、ソイラテやアーモンドミルク仕立てのカプチーノなども作れます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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