いつも幸せそうで、人間関係に恵まれているあの人。どんな特徴があるの?
特徴1:悪口を言わない
いい人と出会っていても、相手に好かれなければ関係は発展しません。人に好かれる人の共通点で重要なことがあるとすれば、それは「悪口を言わない」こと。悪口を言う人は、言った相手から嫌われるのはもちろん、周りの人から「この人は陰で、私の悪口も言っているかもしれない。この人と関わるのは、気を付けよう」と思われてしまうことが多いのです。周りから評判のいい人は、「あの人は、人の悪口を言わない」と認識されている場合が多いものです。それだけ「悪口を言わない」というのは、その人の魅力であり長所。いい人間関係を築きたければ、悪口を言うのは避けたほうがいいでしょう。
特徴2:相手の話をきちんと聞く(&素直でいる)
人の話をきちんと聞く人は、相手にとって「この人は私の良き理解者だ」と思われることが多いものです。相手の話をきちんと聞くことで、「相手がどういう人なのか」を理解することもできますし、それによって、相手が喜ぶ対応ができるようにもなります。また、目上の人からアドバイスをもらったときは、たとえ自分では「そうかな?」と疑問に感じたとしても、ひとまず素直に助言を聞き入れ、その通りにしてみることも大切。そうすることで、自分の視野が広がるのはもちろん、目上の人との信頼関係が深まり、仕事でチャンスを与えてもらう可能性だって出てくるのです。
人生のチャンスは基本、「人から引き立てられること」によって生まれます。人から引き立てられるような人でいるためにも、日頃から、相手の話は素直に聞いておくようにするといいでしょう。
特徴3:相手の立場に立った言動をする(思いやりがある)
一見、すてきな印象の人でも、自分勝手な言動を続けていたら、どんどん人が離れていきます。「自分」のことが大切なのは、みんな同じ。だからこそ、人と接するときは、「相手」の立場に立った言動を心がけることが大切です。「自分がこれをしたら、相手はどう思うのか」というのをきちんと考えてから、発言したり行動したりしたほうがいいでしょう。とはいえ、自己犠牲をしてまで、相手に尽くす必要はありません。それでは、いつか自分がつぶれてしまいます。自分のことは大切にしなくてはいけません。
だから、もし相手と意見が分かれたときは、「お互いの要望の折り合いをつけられる」ようになったほうがいいでしょう。相手から妥協案が出るのを待つのではなく、自分で色々と考えて提案できるように心がけてみてください。
特徴4:自分を磨き、気が合う人と付き合う
結局、人間関係は「類は友を呼ぶ」ものです。だから、自分が魅力を高めれば高めるほど、すてきな人と仲良くなれるようになっていきます。友達は多ければ多いほどいいわけではありません。なぜなら、世の中には色々な人がいるから。中には、友達に嫉妬したり、足を引っ張ったり、利用したりする人もいます。そういう人とまで仲良くする必要はありません。むしろすーっと距離を空けられるようになったほうがいいでしょう。
つまり、本当にいい人間関係を築きたければ、自己を磨き、気が合う人と距離を縮めるようにし、逆に合わない人とは、程よい距離を保ったほうがいいのです。
特徴5:人に幸せを与えられる
「いい出会いに恵まれたい」と考える人は、“自分を幸せにしてくれる人”を求めがち。それでは、いつまで経っても、いい人間関係は築けないでしょう。むしろ、自分が人に幸せや喜びを与えられるようになったほうがいいのです。それが結果的に巡り巡って、いつか自分に返ってきます。「情けは人の為ならず」という言葉がありますが、これは「自分が行ったことが、結果的に自分に戻ってくる」という意味です。つまり、人に恵まれたければ、まずは自分が、相手から「この人と親しくなれて、自分はなんて恵まれているのだろう」と思わせられるような人になったほうがいいということ。
「棚ぼた式」に、ただ受け身の状態でいい人間関係が築けることは、まずありません。自己を磨き、人に幸せや喜びを与えられるような人でありたいものですね。