2023年1月におすすめの株主優待銘柄
1月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が少ない月です。これからご紹介する銘柄のような人気優待銘柄ほど、投資家の注目が集まる可能性が高く、株価が上昇しやすい傾向があります。早いうちに好優待銘柄に先回りして、お得に優待銘柄を獲得しましょう。今のうちに買いたい1月の優待銘柄その1:きんえい<9636>
【業務内容】近鉄グループ。映画館、不動産賃貸と駐車場を併営【単元株数】100株
【最低購入金額】318,000円(2022年11月25日時点)
【権利確定月】1月末、7月末
【優待内容】映画館「あべのアポロシネマ」の招待カード
- 75株以上……月1回
- 150株以上……月2回
- 300株以上……月4回
- 450株以上……月6回
- 750株以上……月10回
- 1050株以上……月14回
※株主招待カードは、株主用1枚・家族カード2枚を発行し、3枚合計で上記回数を招待
きんえい<9636>の株主優待内容は、映画館「あべのアポロシネマ」の招待カードです。毎月無料で映画が観られるというのは何とも魅力的ですが、利用できる劇場が限られていますので、近くに住んでいないと使えません。
しかし、魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を11月末に購入し、1月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。
この検証のとおりに売買をすると株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
- 勝率:80.95%
- 勝ち数:17回
- 負け数:4回
- 引き分け数:0回
- 平均損益(円):3,595円 平均損益(率):1.80%
- 平均利益(円):5,817円 平均利益(率):2.91%
- 平均損失(円):-5,846円 平均損失(率):-2.92%
- 合計損益(円):75,496円 合計損益(率):37.75%
- 合計利益(円):98,881円 合計利益(率):49.44%
- 合計損失(円):-23,385円 合計損失(率):-11.69%
- PF(プロフィット・ファクター):4.228
- 平均保持日数:56.57日
検証結果を見てみると、勝率は80.95%、1トレードあたりの平均損益は1.80%です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績といえるでしょう。
今のうちに買いたい1月の優待銘柄その2:丸千代山岡家<3399>
【業務内容】北海道と北関東地盤のラーメンチェーン店を運営【単元株数】100株
【最低購入金額】222,500円(2022年11月25日時点)
【権利確定月】1月末、7月末
【優待内容】山岡家の各店舗で使えるラーメン無料券(510~1300円相当)、またはお米、または乾麺5個入りセット(醤油・味噌・塩・特製味噌・辛味噌)
◆100株以上500株未満……(1)~(3)の中から、いずれか1点
(1)ラーメン無料券2枚
(2)お米2kg
(3)乾麺1セット
◆500株以上1000株未満……(1)~(3)の中から、いずれか1点
(1)ラーメン無料券4枚
(2)お米4kg
(3)乾麺2セット
◆1000株以上……(1)~(3)の中から、いずれか1点
(1)ラーメン無料券6枚
(2)お米6kg
(3)乾麺3セット
丸千代山岡家<3399>の株主優待内容は、山岡家の各店舗で使えるラーメン無料券、またはお米、または乾麺5個入りセットです。その魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を11月末に購入し、1月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。
この検証のとおりに売買をすると株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
- 勝率:84.62%
- 勝ち数:11回
- 負け数:2回
- 引き分け数:1回
- 平均損益(円):22,691円 平均損益(率):11.35%
- 平均利益(円):32,779円 平均利益(率):16.39%
- 平均損失(円):-21,449円 平均損失(率):-10.72%
- 合計損益(円):317,668円 合計損益(率):158.84%
- 合計利益(円):360,565円 合計利益(率):180.29%
- 合計損失(円):-42,897円 合計損失(率):-21.45%
- PF(プロフィット・ファクター):8.405
- 平均保持日数:56.36日
検証結果を見てみると、勝率は84.62%、1トレードあたりの平均損益は11.35%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績といえるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値づかみで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。
株の売買を行う際、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか、事前に把握することができます。検証を行ってから投資すれば、きっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)