All Aboutマネーガイドでもある仲良しFP（ファイナンシャルプランナー）5人が、女子旅をしてきました。FPならではの観点で、お得で楽しい旅情報をリレー形式でお届けします。第4弾は、「お得に街を観光するヒント」についてです。
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第3回 『50代の仲良し旅行！宿に安く泊まるテクニック3つ』
ヒント1：自治体や地域の観光業界団体、施設の割引チケットを活用する
多くの観光地にて、自治体や交通機関の会社などが、独自に発行している割引チケットがあります。昨今は全国旅行支援関係のクーポンが目立ちますが、こうした独自の割引チケットは以前からあり、かしこく旅する人は活用しています。たとえば箱根なら、エリア内の交通機関乗り放題＋対象の美術館や温泉など周り放題のチケット「はこチケ」。沖縄なら、複数の観光施設の入場券がひとまとまりになったチケット「沖縄エンジョイパス」がとってもお得！ 私たちが行った四国でも、「しこくるり」という観光アプリを通じて買える、お得な「旅ぱす」ポイントというサービスがありましたよ。
また、施設独自で割引クーポンを発行していて、公式サイトに掲載しているところも。印刷が必須の場合もあるので、旅に行く前にサイトに目を通しておきましょう。
ヒント2：JAFカード・SDカードを使う
車のバッテリー上がりや、車内へのキー忘れのときに頼りになるJAFですが、会員が利用できる観光施設の割引優待があるんです。なんと優待施設の数は、全国約4万7000カ所！ 会計前にJAF会員証を見せればOKで、同行者も一定人数まで割引となる施設もあります。また、1年以上無事故無違反の人が申し込めるSDカードも、多くの観光施設で割引を受けられるお得な優遇があります。観光施設だけでなく、飲食店やガソリンスタンドでも料金が安くなりますので、持っている人はぜひ活用しましょう。
ヒント3：検索予約サイトを使う
観光施設などを検索、予約できる「検索予約サイト」も事前にチェックを。いろいろありますが「アソビュー！」がよく知られています。ちなみに「アソビュー！」アクセス時に、ポイントサイト「楽天リーベイツ」経由してから決済すれば、楽天ポイントも2.5％ゲットできてダブルでお得。私たちの仲良し女子旅では、手配＆決済した人にポイントゲット権を認めていましたが、場合によってはモメルかもしれませんのでご注意を……。
お得に街を観光するヒントを3つお伝えしましたが、一般的には割引を併用することはできません。旅の計画をする際に、いろいろな方法での費用を比べて、1番お得になる手段を選びましょう。JAFカードやSDカードを持っている人は携帯を忘れずに。
※「全国旅行支援」については2022年のみの施策であるため、本コラムでは触れていません。
FP5人の仲良し旅ではどうだった？
私たちも、この四国旅でたくさんの観光施設に行きました。たとえば、高知の「坂本龍馬記念館」ではJAFカードが大活躍！ Nさんが提示してくれて全員が割引価格となり大喜びでした。ただ、Nさんと合流前に行った「祖谷のかずら橋」では、私鈴木がJAFに入会しておらず、優待50円引きは断念……。
JAFに入会しておらず、優待50円引きは断念した「祖谷のかずら橋」で。きしんでユラユラ揺れる橋を渡りました。この写真撮影後、恐怖の体験が待っているとはつゆ知らず
アプリの利用で、飲食がお得になることもあるので要チェックです
まとめ
旅の醍醐味の1つは、観光施設に足を運んで、その土地の歴史や文化を肌で感じたり、学んだりできること。昔行ったところでも、子どもの頃とはちがう感動や学びを得られるのが50代旅行の良いところです。いろいろな手段を活用して、旅をお得に楽しみましょう。★第5回『50代からの仲良し旅行！お得に飲食・宴会するヒント10個』に続きます
