1. アイロンを“出しやすい環境”にしておく
そもそもアイロンとアイロン台を出すという前準備が億劫な人も多くいらっしゃるようです。それが原因であれば、思い立ったときにすぐにでもアイロンができる場所に収納しておくとよいでしょう。また最近では、アイロン台の代わりになるシートも売られていて、楽に準備ができるのでおすすめです。2. 素材によっては「ハンディスチーマー」を利用
衣類をハンガーにかけたままシワを伸ばせるハンディスチーマーは、アイロン台を出す手間を省くことができるため人気です。ただし、スチームの力だけでシワを伸ばすため、何度も往復させなくてはならず時間がかかる場合もあります。そのためハンディスチーマーは薄い素材の衣類などの際に利用するのがよいでしょう。3. アイロン不要の素材の衣類を積極的に着用
当たり前のようなことですが、アイロンがけが必要となる素材の衣類は、意識して選ばないようにすることも重要です。4. 干すときにシワをのばす
洗濯機で脱水された衣類はかなりシワが寄ってしまっているため、干すときに大きく広げて払うようにして伸ばしましょう。またTシャツのような素材は、両手ではさんでパンパンと手アイロンをするだけでも、乾いたときのシワを少なくすることができます。5. アイロンは滑らせるよりも“押す”イメージ
アイロンはスイスイと滑らせてかけるイメージの方も多いかと思いますが、どちらかというと上から重力をかけて押しながらの方が、シワが簡単に伸びるようになります。押しながら滑らせるようにすると、無駄なシワを作ってしまうことなくアイロンがけができます。6. 軽いアイロンよりも、重い方が効果が早い
アイロンというと、軽いほうが楽なイメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はアイロンにとっては、重さも重要です。重さでシワを伸ばすため、軽すぎると何度もアイロンを往復させなくてはならなくなるからです。7. 面積が狭いパーツから広いパーツへかける
アイロンが苦手な人のご意見に「せっかくシワを伸ばしたのに、他の場所をかけている間にまたシワになっている」ということをよく聞きます。それを避けるためにも、アイロンをかけるときは狭いパーツからかけて、最後に面積が広いパーツをかけるようにします。例えばワイシャツであれば、袖ぐりや襟元からかけ、袖、前身頃、後ろ身頃という順番にかけると、かけているうちにシワが寄ってしまうということを避けられます。
8. パーツによってアイロンをかける面を換える
例えばボタンがある部分は、その根本にアイロンの先を入れ込むようにするので大変です。そのような場合は面を変えて裏側にすれば、一気にアイロンをかけることができます。今回ご紹介したのは、アイロンがけのコツのほんの一例です。自分にとってアイロンがけの何が嫌いと感じるのかを一度考えてみて、その工程を楽にする方法を探してみてください。