ちょっと懐かしい「チェック柄」が人気急上昇中
秋冬に人気のチェック柄。今シーズンは「レトロ感」がトレンド
日本では1960年以降、トラッドスタイルをアレンジしたスタイルの流行が幾度となく繰り返されました。例えば、1970年代のトラッドジャケットなどを用いた「ニュートラ」、1980年代の横浜・元町界隈で人気を博した「ハマトラ」や、ストリート要素の強い「渋カジ」、1990年代以降主流となった高校生のブレザータイプの制服もトラッドをベースにしたスタイルです。
40代女性にとって、トラッドスタイルに代表される「チェック柄」は、懐かしさを覚えるスタイルなのかもしれません。
紺ブレを合わせれば、鮮やかなチェック柄もすっきりした印象に
紺ブレとタータンチェックのプリーツスカート 出典:WEAR
紺ブレはきちんとした印象を与えることができ、しかもウエストはゆったりしているので、着心地は楽です。ボトムスはチェック柄のスカートはもちろん、無地のスカートやパンツ、デニムなどともなじむので、着回しのしやすさも魅力の1つです。
色数が多いタータンチェックは、厚底ブーツと合わせて印象を抑えめに
レタードカーディガンとタータンチェックのフリンジスカート 出典:WEAR
足元はフラットヒールのローファーや厚底ブーツなどを合わせるとバランスがよいので、華奢なパンプスよりも歩きやすく、スニーカーよりもきちんとした印象に着こなせるのがポイントです。
ブラウン系チェック柄は、セットアップ&オーバーサイズでこなれ感を
紺ブレと同じように、ウエストがゆったりしたテーラードジャケットは、ブラウン系のチェック柄が人気です。単色のブラウンよりもチェック柄の方がおしゃれでくつろいだ雰囲気になります。ジャケットとパンツとセットアップにできるものも多いので、着回しが利くのはうれしいですね。ブラウン系チェック柄のセットアップとグリーンのハイネックニット 出典:WEAR
ブラウン系チェック柄のメンズジャケットと女性らしいスカートコーデ 出典:WEAR
ダサく見えないチェック柄の選び方
チェック柄は、縦にも横にも広がって見えるため、着る人を大きく見せる傾向があります。例えば、背が高く見えたり、ふくよかに見えたりするので、大柄が人が着ると実際より大きく見える場合も。反対に、小柄な人が着ると、服に着られているような印象になることもあります。チェック柄は、繰り返しあらわれるパターンの大きさによって印象が変わるので、一般的には、小柄な人は大きいパターンを、大柄な人は小さめのパターンを選んだ方がバランスがよいでしょう。
今シーズン、チェック柄にチャレンジする人は、今回紹介したポイントを参考にしてみてくださいね!
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