Appleは例年、新型のiPhoneをリリースすると、型落ちしたiPhoneを値下げする傾向にあります。今回も「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 12」が値下げされ、より入手しやすくなりました。
「せっかくだから、一番新しい機種にしようか」「いやいや、評判を聞くと、必ずしも新しくなくてよさそう。iPhone 13にしようか」など、悩ましいところです。
しかし「いまのiPhoneを使い続ける」というのも、重要な選択肢です。
iPhoneのバッテリー交換代は最大でも1万円弱
特に「機種自体に不満はないんだけど、バッテリーの容量が減ってきて、すぐに充電が切れちゃう。だからiPhoneを新しく買い換えようと考えている」という人には、朗報があります。iPhoneのバッテリーは交換可能。モデルによって金額が異なりますが、最大でも1万円弱となっており、新機種を購入するより断然お得なのです。
具体的な金額は、以下のページから簡単に調べられます。
これを機に、バッテリーの交換を検討してみてはいかがでしょうか。
バッテリー交換目安を調べる方法
iPhoneのバッテリーを交換するべきかどうか。基本的には「昔に比べてすぐにバッテリーが切れるようになっちゃったな」と感じたら、交換してもいいと思います。ただ、バッテリーの劣化具合を目で見て判断することも可能。iPhoneの設定アプリから、バッテリーの最大容量を調べることができます。 バッテリーの交換目安は「最大容量が80%を切ったら」というのが一般的。1つの判断基準として覚えておくといいでしょう。
バッテリー交換ができる場所
iPhoneのバッテリー交換は、メーカーであるAppleの公式店舗「Apple Store」か、Appleの正規サービスプロバイダへの依頼が必要です。「新しいバッテリーを買って、自分で交換」ができないので、手間がかかるのがたまにきずですね。しかしプロに依頼できる点を考えれば、とても安心感があります。
ちなみに他にも「各通信キャリア」や「第三者修理店」といった選択肢もあるにはあります。しかし、筆者はおすすめしていません。餅は餅屋、iPhoneはAppleに任せるのが一番だと考えています。
特に「第三者修理店」でバッテリーなどを交換した場合、その後何かが起こったときに、正規店でのサポートを受けられなくなる可能性があります。もし頼るときは、そういったリスクも考慮したほうがいいでしょう。
docomo(NTTドコモ)、au(KDDI)、Softbank(ソフトバンク)などの各通信キャリアの場合、すべての店舗で対応しているわけではないので注意が必要です。
「最寄りのケータイショップでパパッと変えてもらう」という流れにはならないので、ご注意です。また、手順やかかる時間もキャリアによって異なりますので、各キャリアの関連ページで事前に調べておくといいでしょう。
バッテリー交換の費用を調べる方法と申込方法
それでは実際に、iPhoneのバッテリー交換をする際の手順をご紹介します。1.
まずは以下のApple公式サポートページにアクセスし、Apple IDでログインしてください。
2.リンク:Apple サポート
自分が所持しているApple製品が一覧で表示されますので、バッテリーを交換したい製品を選択します。
3.
困っている問題のカテゴリを選択。今回の場合は「デバイスのパフォーマンス」を選択します。
4.
トピックが一覧で並ぶので、「バッテリーのパフォーマンス」を選択します。
5.
「続ける」のボタンをクリックします。
6.
すると、バッテリー交換に必要な費用と、申込み方法を選択できます。
■ 配送修理の概要と流れ
配送修理とは、Appleが手配してくれた宅配業者にiPhoneを渡し、リペアセンターに配送、数日後、修理されたiPhoneが自宅まで届く、という仕組みです。
自宅まで受け取りに来てくれるので、手間が少なくて済むのがメリットです。しかし必要工程も多く、「受け渡し→バッテリー交換→再度配送」という流れが必要なため、すべての工程が完了するのに数日必要になるのがデメリットです。
とある人のレビューでは、申込みから交換完了のiPhoneが手元に届くまで、4日ほどかかったという話もあります。おおよそ1週間ぐらいは覚悟しておいたほうが安全かもしれません。
その間、代替機もない状態になりますので、計画性をもって依頼しましょう。
■ 持ち込み修理の概要と流れ
一方の「持ち込み修理」は、ユーザー自らがiPhoneを店舗に持っていき、その場で交換をしてもらう方法です。
自ら出向かなければならないので手間はかかりますが、基本的には即日で完了するので、時間をかけずに済むのがメリットです。
注意点としては、店舗に行くにも予約が必要になることです。店舗にいきなり行って「バッテリーを交換してください」といっても、対応してもらえないので気をつけましょう。
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