世界130種以上のボードゲームに加え、老若男女が楽しめるホテルオリジナルの体感型ゲームもあり、エキサイティングな滞在が楽しめます。大人数で泊れば1人5000円を切るなど価格も手頃。仲間や家族で集うのにもってこいの「MIMARU大阪 難波STATION」の魅力に迫ります。
館内に足を踏み入れた瞬間からワクワク感が止まらない
MIMARU大阪 難波STATIONは、南海電鉄なんば駅から徒歩4分という便利な立地にあります。今回は「ボードゲーム」がテーマということで、2人の大学生(息子&甥っ子)とともに向かいました。館内に入ると「すごい~!!」と大興奮の2人が、吸い寄せられるように向かったのが「遊べる縁側」。壁面にボードゲームがディスプレイされたスタイリッシュな空間には、ちゃぶ台や座布団が配され、フリードリンクも完備。心ゆくまで何時間でも好きなゲームを楽しめそう。
・130種以上のボードゲームがそろう
世界各国からセレクトされた130種以上のボードゲームは、「遊べる縁側」でプレイできるほか、客室への貸出もOKです(通常は2個、一部のコンセプトルームは4個まで)。ファミリーで楽しめるものから、ルールが複雑な玄人好みのボードゲームまでそろうので、きっとお気に入りが見つかるはず。
ユニークな8つのホテル専用ゲームは体感型で楽しめる
ボードゲームに加えて、有名ゲームクリエイターと開発したホテル専用ゲーム「HOTEL GAMES」が楽しめるのも大きな特徴です。 8つあるゲームは、パブリックスペースや客室を舞台に楽しむ体感型のゲーム。印象的だったのものをいくつか紹介しましょう。・客室に入ったらまずチャレンジ! 「小さな金貨」
客室に入ったらウォーミングアップでチャレンジをしたいのが「小さな金貨」というゲーム。客室内に20個のコインが隠されていて、それを探すシンプルなルールです。 小さなお子さんからチャレンジでき、見つけた時の達成感もあって夢中になります。でも……隠し場所はなかなか凝っていて難易度は高め。扉をあけたり物をひっくり返したり、筆者たちは大人3人で探しましたが、20個中16個でギブアップ。 客室に備え付けの「答え」をみんなで確かめると……「うわ、ここは見つからない」「えー見逃していた」など反応もさまざま。探すのはもちろん、答え合わせも楽しいひと時になります。
・ちょっとしたスリル&くすっと笑える「一泊いたずら人狼」
人狼は、夜の間に人狼が事件を起こすという設定ですが、こちらは宿泊しながら遊べるホテルオリジナルの人狼ゲーム。各自「いたずらミッションカード」を引いて、朝までにバレないようにいたずらを実行、犯人を探るゲームです。我々は3人なので、1人3枚のいたずらミッションカードを引いて担当することに。 朝、目覚めると、ダイニングテーブルにお箸でMが描かれていたり、ゴミ箱が窓際へ移動していたり……「やったのは誰???」と思わず突っ込みを入れたくなる光景が広がります。正式ルールでは議論タイムで犯人をさがし点数を競いますが、いたずらを実行するスリルや、朝のへんてこな光景だけでも十分楽しめます。 ちなみに今回「ティッシュでアート作品を作る」といういたずらを実行した甥っ子の作品を、ゴミだと思い、筆者が捨ててしまうというアクシデントも発生。また「シャワーの温度を水に設定」というミッションの担当になった筆者。頻繁にチェックして「常に水」状態にしていたところ、大学生2人とも水シャワーを浴びていたことが最後に発覚して思わずニヤリ! 旅の思い出づくりにもなりそうです。
・予約必須。力を合わせてミッション達成「秘密の部屋」
8つの「HOTEL GAMES」の中で、唯一予約が必要なゲーム「秘密の部屋」。参加は無料ですが、大人気のため、チェックインをしたらすぐに予約を入れましょう。 2階フロアを舞台に、エージェントとなって数々のミッションをこなし、黄金の財宝部屋を探し出す本格的な体感型ゲームは、制限時間30分。右往左往しながら頭を使い、筆者たちは5分余らせ余裕でミッション達成!と記念撮影までしたのに……。まさかの「不合格」でした。 悔しすぎる~! 人の心理を巧みについた構成に脱帽で最後まで気が抜けないゲームです。必ずリベンジします。
いかがですか? 他の5つについてもホテルのページで紹介があるので確認をしてみてくださいね。年齢問わず楽しめて、会話も弾む仕掛けがたくさん。エンターテインメントホテルであることを実感します。
部屋選びも楽しい! 全客室にキッチンや家電がある広々空間
ホテル名の「MIMARU」とは、「み(MI)んなで、泊まる(MARU)」、略してMIMARU。全客室とも大人4人で泊れる仕様になっており、中には大人6人まで宿泊OKな客室もあります。アパートメントホテルとあって、家電やキッチン(調理器具完備、調味料貸出あり)、ダイニングテーブルがあり、お風呂はセパレートで洗い場付き。 客室は35平米超から。広い客室は60平米を超えるなどゆったりしており、住むように滞在できます。食事の提供はなく、外食の他、テイクアウトを持ち込んだり、宅配や自炊もOK。 和洋室や2段ベッドを配したみんなでワイワイ泊まれる客室は若者に人気。ベッドルームが2つあるプライバシーが保てる客室は家族や三世代旅行での利用が多いとか。大人数で快適な滞在ができるホテルは意外と少なく貴重な存在、好みにあわせてセレクトしましょう。
今夜は夜通しゲーム三昧! そんな人におすすめの客室は?
一般の客室でも十分楽しめますが、ボードゲームの世界観をとことん楽しみたいなら4つあるコンセプトルームがおすすめです。「夜通しボードゲームの部屋」は、5人まで滞在ができ、6つのボードゲーム(ガイスター、ウミガメの島、クアルト、ブロックス、カタン、街コロ)が、あらかじめ客室に用意されているのが特徴。「遊べる縁側」から4つのゲーム(通常は2つ)を貸与できるので、寝る間を惜しんで(!?)ゲームをしたい人には絶好の客室です。・スカイテラス付き! 限定一室の「スカイテラスとボードゲームの部屋」
今回我々が滞在したのは、限定一室の「スカイテラスとボードゲームの部屋」。客室にゲームが置いてあり、借りられるゲーム数が多いのは「夜通しボードゲームの部屋」と同様ですが、こちらは広いスカイテラス付きで開放感抜群! テラスからは都会の夜景や星空を望み、朝は日の出も拝めるロケーション。お酒を飲みながらのんびりと外で過ごしたり、アウトドアでボードゲームをするのも特別感があります。
・バーベキューセットも貸出OK バーベキューセットも事前予約で貸出OKなので、バーベキューとボードゲームを楽しむパーティーなどをするのもよさそうです(ただし屋根はありませんので雨天時は注意が必要です)。
人狼やマーダーミステリーの世界観に浸るなら、最大6人まで宿泊できる、59平米の「人狼・マーダーミステリーの部屋」を選択するのもいいでしょう。小道具も凝っていて、見学した大学生2人は「人狼の天国部屋がある!」「密談部屋……なるほど」「友人と来るならこの部屋がいい」と興味深々で盛り上がっていました。
家族や三世代で。幼児さんに超おすすめ「子ども向けボードゲームの部屋」
キッチンがあったり、お風呂に洗い場があったりと、MIMARUの客室は子連れにも使い勝手がいいのは前述のとおり。さらに家族で楽しめるボードゲームや知育玩具、滑り台までセットになった家族連れにとって夢のような客室が「子ども向けボードゲームの部屋」です。 キュートな客室に、思わず「かわいい~!」と叫んでしまいました。壁面のパーツを組みあわせてボールを転がすゲームは、海外から取り寄せたそう。 手を動かし、トライ&エラーを繰り返すボードゲームや知育玩具は、お子さんの五感を刺激します。またルールの理解やコミュニケーションが必要なボードゲームは、旅育にもいいこと間違いなし。リピーターが多いというのも納得のお子さんにおすすめの客室です。思い思いに過ごせる「遊べる縁側」(MIMARU大阪 難波STATION)
友達や家族で泊まって、絆を深めてみてはいかが?
ホテルDATA:MIMARU大阪 難波STATION
URL:MIMARU大阪 難波STATION住所:大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目6-24
アクセス:南海電鉄「なんば」駅 徒歩4分
価格:1泊1室あたり1万7500円~(4人利用時、価格変動制、2022年9月時点)