スマートフォン

もしもの通信障害に備えて…スマホ「2回線契約」理想的な組み合わせは(4ページ目)

先日発生したKDDIの通信障害は、今後どのキャリアでも同様のトラブルが発生する可能性は充分にある。最も有効な対策は「2回線契約する」こと。では、理想的な回線の組み合わせは? ITジャーナリストの石川温が解説する。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

・データだけ使いたい人はIIJmioの「eSIMサービス データプランゼロ」
「eSIMサービス データプランゼロ」(出典:公式サイト)

「eSIMサービス データプランゼロ」(出典:公式サイト

一方で、「電話は使えなくてもいい。とにかくデータだけ使えればいい」というのであれば、同じくNTTドコモ回線を使っている格安スマホであるIIJmioが提供する「eSIMサービス データプランゼロ」がいいだろう。月額基本料金は165円で、追加データ量として1GB330円、2~10GBは495円となっている。

実はKDDIが通信障害を起こした際、このeSIMサービスに新規契約者が殺到した。7月2日は、6月の1日に比べて約8倍、1000件弱の申し込みがあったという。データ通信のみのため、オンラインで手軽に申し込めるのが背景にあったようだ。

以上のようにサブ回線を契約しておけば、また通信障害が発生しても安心だ。

これまでの通信障害は、発生しても数時間で復旧することが多かった。しかし今回のKDDIのように数時間待っても復旧しないのであれば、そのタイミングからオンラインでサブ回線を契約するというのもアリだろう。

いずれにしても、自分が持っているスマートフォンが2回線に対応した「デュアルSIM仕様」になっているかを確認しつつ、いざという時にはサブ回線を契約するという対策法を頭の片隅に置いておくといいだろう。


【おすすめ記事】
「スマホデビュー」で後悔しない料金プラン、3大キャリアのおすすめはコレだ!
楽天モバイル「0円廃止」で盛り上がるキャンペーン合戦、最も“賢い”スマホプランの選び方は?
KDDI高橋社長、緊急会見でむしろ高評価との声も…大規模通信障害の詳細な説明を可能にした経歴



 
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます