「デュアルSIM」で2回線使う
2回線契約となると、スマートフォンを2台持ち歩かないといけないイメージだが、現在では1台のスマートフォンに2回線分、入れておくことが可能だ。「デュアルSIM」という仕組みで、契約情報が記録されたSIMカードを2枚、1台のスマートフォンに収納できるのだ。この際、2つの電話番号を持つことになるのだが、どちらの電話番号に音声通話がかかってきても、ちゃんと着信して通話も可能な機種が多い。もちろん、どちらの電話番号でも発信が可能だ。
そのため「仕事用の電話番号」「プライベートの電話番号」といった組み合わせで2回線を1つのスマートフォンで使うのもアリだろう。
iPhone/Androidで「デュアルSIM」にするには
iPhoneの場合は、2019年に発売されたiPhone XS以降の機種であれば、プラスチックのSIMカードと、Webサイトで手続きを行いその場でダウンロードして契約情報を書き込む「eSIM」という2つのSIMカードによって「デュアルSIM」が可能だ。Androidスマートフォンでは機種によって「プラスチックSIMカードとeSIM」もしくは「2枚のプラスチックSIMカード」という組み合わせになる。
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