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もしもの通信障害に備えて…スマホ「2回線契約」理想的な組み合わせは(2ページ目)

先日発生したKDDIの通信障害は、今後どのキャリアでも同様のトラブルが発生する可能性は充分にある。最も有効な対策は「2回線契約する」こと。では、理想的な回線の組み合わせは? ITジャーナリストの石川温が解説する。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

 

「デュアルSIM」で2回線使う

「デュアルSIM」で1台のスマホにSIMカードを2枚収納(画像はイメージ)

「デュアルSIM」で1台のスマホにSIMカードを2枚収納(画像はイメージ)

2回線契約となると、スマートフォンを2台持ち歩かないといけないイメージだが、現在では1台のスマートフォンに2回線分、入れておくことが可能だ。

「デュアルSIM」という仕組みで、契約情報が記録されたSIMカードを2枚、1台のスマートフォンに収納できるのだ。この際、2つの電話番号を持つことになるのだが、どちらの電話番号に音声通話がかかってきても、ちゃんと着信して通話も可能な機種が多い。もちろん、どちらの電話番号でも発信が可能だ。

そのため「仕事用の電話番号」「プライベートの電話番号」といった組み合わせで2回線を1つのスマートフォンで使うのもアリだろう。
 

iPhone/Androidで「デュアルSIM」にするには

iPhoneの場合は、2019年に発売されたiPhone XS以降の機種であれば、プラスチックのSIMカードと、Webサイトで手続きを行いその場でダウンロードして契約情報を書き込む「eSIM」という2つのSIMカードによって「デュアルSIM」が可能だ。

Androidスマートフォンでは機種によって「プラスチックSIMカードとeSIM」もしくは「2枚のプラスチックSIMカード」という組み合わせになる。


>次ページ:「2回線」使うときの注意点、理想的な組み合わせは
 
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