今回は、いざというときに不安にならないためにも、またそのときに無駄な出費をしなくても済むように、台風に備えてやっておきたいことをご紹介します。
気象情報を得られるアプリやハザードマップを確認
これまでは台風のときに情報を得るのは、テレビやラジオからというのが一般的でした。しかしそれでは広範囲の情報しか得られません。今、自分がいる場所の注意報や警報に関しては、パソコンのインターネットやスマートフォンを活用するほうが正確な情報が得られるでしょう。自治体の防災無線もピンポイントで情報が得られますが、台風のときは窓を閉めている上、防風雨の音により防災無線の音が聞こえづらい環境になってしまうこともあるため、やはりインターネット環境で発信されている情報を得るほうがよいでしょう。
そのときになって慌てないためにも、必要な情報が得られるアプリなどを事前に入れておきましょう。「Yahoo!防災速報」や「ウェザーニュース」、気象庁の「キキクル」などもあります。
またLINEやTwitterなどの公式アカウントを開設し、そこから情報を発信している自治体も多く見られます。住んでいる自治体がアカウントを開設していないか事前に確認しておくことをおすすめします。
懐中電灯、モバイルバッテリーなどで「停電」に備える
東日本大震災のあとに計画停電があった地域では、懐中電灯や乾電池が品薄となり必要に迫られて高額のものを買わなければならなかった人もいました。いざというときに無駄な出費をしないでも済むよう、日頃から停電に備えておくことも必要です。照明の代わりとなる懐中電灯やランタン型のライト、スマートフォンなどを充電するためのモバイルバッテリーも複数用意して満充電にしておきましょう。
少しお値段はしますが、ポータブル電源があると安心度が増します。モバイルバッテリーよりも充電できる容量が多くなる上、製品にもよりますが多くのものがAC電源も使えるため、停電時であってもパソコンや扇風機なども使えるようになります。
なお停電への備えは冷蔵庫などにも必要になってきます。詳しくは「自然災害時だけでなく必要な「停電への備え」、“品薄”になってからでは遅い日頃の対策は?」でご確認ください。
風で飛ばされそうなものは室内に移動するか、固定を
屋外に置いてある風で飛ばされそうなものにも対処が必要です。飛ばされてしまうと窓ガラスにぶつかって割れたり、車、ともすると人を傷つけてしまう可能性もあります。動かせるものは室内に移動させておき、入れられないものはロープやネットを使って固定する必要があります。複数ある場合は、安全ネットでまとめて固定しておくのもおすすめです。
排水溝のゴミを取り除いておく
排水溝に落ち葉などが詰まっていると、豪雨を排水しきれずにあふれてしまうこともあります。集合住宅の場合は他の家に迷惑をかけてしまうことにもなるため、きちんと排水される状態になっているか確認しておきましょう。浸水の危険度が高い場合は「土のう」などの準備を
洪水ハザードマップを見て浸水の可能性が高い場合は、あらかじめ土のうなどを準備しておくのもおすすめです。土のうは袋に土を入れてあるものですが、最近は土ではなく、必要なときに水を入れるタイプのものも市販されているため、危険度が高いエリアのかたはチェックしてみてください。また水位の状況によっては、高価な物や濡れてはいけない物などを早めに高い位置に移動させておくことも必要です。
避難しなくてはならない場合の準備も
状況によっては避難所などに移動しなくてはならないこともあります。そのときに慌てないためにも、必要になりそうなものはあらかじめ一つにまとめておきましょう。水分や持病の薬、今の時期であればマスクや除菌アイテムも揃えておくことをおすすめします。食料の備えも
台風に限ることではありませんが、家族が食べていける分の食料品を1週間くらいは備えておきたいものです。水害で買い物に行けない状況もありますし、物流が滞ってお店に商品が入ってこないということもありますので、日頃から食料品は備えておくことをおすすめします。災害がおこったときの不安を減らすためにも、常日頃から準備はしておきたいものです。住まいのある場所や家族構成によっても、やるべき準備は変わってきます。自分の場合は何をすればいいのか確認し、早めの準備を心がけましょう。