サプライズはやめてほしい!? 妻がキレた言い訳3選
サプライズはやめてほしい!?
「妻によろこんでもらえると思ったのに」と夫が考えて行動した挙句、目も当てられない残念な結果に終わった場合、そこには妻のこんな言い分があります。
<目次>
妻の言い分1:たまったイライラは1回のサプライズでは解消しない
「誕生日や結婚記念日だけ、何か大きなイベントをすればいいと思い込んでいる夫。私が『サプライズイベントより毎日、少しずつでも家事をサポートしてもらったほうがうれしい』と本音を伝えたら、『家族のために毎日頑張って働いているのに、いい加減にしろよ』とキレられた」(33歳・パート)「仕事があるのは同じなのに、家事や育児を私にまかせっぱなしの夫に毎日イライラ。『いつもありがとう。これからもよろしくね』と私の誕生日にブランドのお財布をサプライズでプレゼントしてくれたものの、『このお財布ひとつで、これからも私に家事や育児をまかせるつもり?』とモヤモヤした」(35歳・会社員)
夫は「家族のために働くことがベスト」と思っていても、妻が「そんなの当たり前」「もっと家事や育児を積極的にやってほしい」と考えている場合、年に1~2回のサプライズのイベントではたまりにたまった妻のイライラはスッキリしないこともあります。
妻の言い分2:場に応じたファッションとメイクをしたい
「結婚記念日を忘れていた私も悪いけれど、『今から銀座まで迎えに来てくれない?』と夫に呼び出され、車で迎えに行ったらサプライズでレストランを予約していたとのこと。そんなことを想像していなかった私は、いつも家にいる時の部屋着だったので、うれしさより居心地の悪さと恥ずかしさのほうが大きかった。あれは二度とやめてほしい」(41歳・派遣社員)「私の誕生日に早めに帰宅した夫が、インターホン越しに『ちょっとガレージに来て』というので向かったところ、そのままドライブデートと称して海の見えるカフェにつれていってくれた。私はシャワーを浴びた後だったから、すっぴんだったのに……。独身の時みたいにドキドキできたので夫の気持ちはうれしかったけれど、さすがに40代になった今、すっぴんで外出できる自信はゼロ。せめて眉毛を描くチャンスだけでもほしかった」(44歳・会社員)
プレゼントより妻たちから不評をかうのが、「サプライズの呼び出し」です。女性の多くは、状況にあわせたファッションやメイクをしようと考えるもの。いきなり呼び出されても、「わかっていたら、もっとちゃんとしたファッションで来たのに」「今、人前に出られるようなメイクをしていないのに」などと困惑する感情のほうが大きいでしょう。
妻の言い分3:いらないものにお金をかけないでほしい
「誕生日に夫がサプライズプレゼントとして贈ってくれたのは、有名なブランドのロゴがバーンと大きく入ったバッグ。ブランドものにまったく興味がない私は、思わず『これ、いくらしたの? もったいない!』と夫に言ってしまったところ、かなり険悪な空気になった」(37歳・会社員)「結婚記念日当日の午後になって、『今夜、ここに来て』と夫からお寿司さんを指定された。私自身、夫ほど生ものや魚介類はそれほど好きではないのに……。しかも、その夜のために、すでに食材を買い込んで午後休をとり、張り切って途中までつくりはじめていたので余計にガッカリした」(29歳・会社員)
妻の好みを把握していない夫にいら立つ妻の気持ちは理解できます。しかも、それが高価なモノやコトである場合、「そこにそんなにお金をかけるなんて!」とイライラはピークに達することも。妻の心をつかめない的外れなサプライズプレゼントは残念すぎるでしょう。
「これをしたら妻がどう思うか?」を日常的に考える習慣を
いずれの言い分にも共通していえるのは、「夫は妻の気持ちをわかろうとしていないまま、自分の感情を押しつけている」という点でしょう。「妻は自分がどんなことをしたらよろこぶのか?」「こんな時、もしも自分が妻の立場だったらどう考えるか?」「妻はどんなものが好きなのか?」といったことは、日常的に妻の気持ちに寄り添っていないと理解できないこと。
サプライズの1回で逆転勝利をおさめようとするより、毎日の積み重ねで妻からの「いいねポイント」を貯めていくほうが、より円満な関係を築くことができるのです。
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