節約

洗い方にもコツがある!上手に使えば“一生モノ”をダメにしない「ホーロー鍋」の日々のお手入れ方法

上手に使えば“一生モノ”といわれている、ホーロー鍋。使ったあとの洗い方や焦げてしまったときの対処法などをご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

長く使うための鋳物ホーロー鍋のメンテナンス方法

ホーロー鍋

お手入れ次第で長く使えるホーロー鍋

金属でできた鍋の表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)が高温で焼きつけられている鋳物ホーロー鍋。耐久性や耐熱性が強く、上手に使えば“一生モノ”といわれています。

今回はそんなホーロー鍋の日々のお手入れの仕方をご紹介します。
 

使い終わったら“冷めるのを待って”から洗う

ホーロー鍋はガラス質のものが使われているため、急激な温度変化には弱い性質をもっています。そのため鍋を使って調理したあと、熱々の鍋にすぐに水を入れるような温度変化は避けなければなりません。使い終わったら、冷めるのを待ってから洗うようにしましょう。
  

柔らかいスポンジと食器洗い洗剤で洗う

ホーロー鍋の洗いかた

ホーロー鍋を洗うときは柔らかいスポンジと食器洗い洗剤で

ホーロー鍋を洗うときは、柔らかいスポンジと食器洗い洗剤を使いましょう。たわしやクレンザーは鍋に傷をつけてしまいます。

洗い方はあくまでソフトに、スポンジでこするというよりも、泡で包んで汚れを落とすイメージです。鍋の外側や裏も同じようにして洗います。汚れがついているまま次に使ってしまうと、固まって落ちにくくなってしまいます。
 

洗い終わったら、乾いた布巾で水気を拭き取る

ホーロー鍋を水に漬けっぱなしはNG

ホーロー鍋を水に漬けっぱなしにするのはNG

ホーロー鍋を水に漬けっぱなしにするのはNGです。洗い終わったら乾いた布巾で水を拭き取るようにします。
洗い終わったら乾いた布巾で水気を拭き取る

洗い終わったら乾いた布巾で水気を拭き取る

 

焦がしてしまったときは「重曹」で

ホーロー鍋を焦がしてしまったときは、焦げが隠れるラインまでの水と重曹大さじ1を入れ、中火で10分ほど加熱します。鍋が冷めてから、柔らかいスポンジでなでるようにすると焦げが浮いてきます。ただし、強くこするのは避けましょう。
 

鍋の表面が乾いたようになったら「油を塗る」

鍋の表面が乾いたようになったら油を塗る

鍋の表面が乾いたようになったら油を塗る

使い続けているうちに鍋の表面が乾いたように白っぽくなってきたら、キッチンペーパーにサラダ油やオリーブオイルなどを浸して、鍋の内側に油を塗ります。

その後、弱火で5分ほど加熱し油をなじませて、冷めてからふきとるようにしましょう。決して強火にしたり、長時間の空焚きをしないようにしてください。

少し手間がかかるように思える鋳物ホーローのお手入れですが、慣れてしまえばさほどの作業ではなく、その分、長くいい状態で使えるのでぜひお試しください。
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