100円ショップダイソーの「もしもノート」シリーズ
デジタルが普及した現代、ノートを書くという機会は減ってきています。しかし100円ショップのダイソーには、ぜひ書いてほしいノートがあります。その名も「もしもノート」。もしも何かがあったときに、その人の情報が分からなくて困ることというのは様々なケースで起こりえます。そうならないためにも記録しておこうというのが、ダイソーの「もしもノート」シリーズ。デジタル時代の今だからこそ、“アナログ”のノートに書いておくことが大切なのです。
ダイソーの「もしもノート」シリーズは全5種類
全部で5種類あるダイソーの「もしもノート」について、それぞれ簡単にご紹介します。▼もしもノート「けんこうノート」 ダイソーのもしもノート「けんこうノート」は、アレルギー歴や副作用歴、インスリン注射やペースメーカーの使用有無など、自分の体の状態に関するページからはじまります。これらのことは、病院に運び込まれたときなどに必ず最初に聞かれる内容です。話せる状態であればいいのですが、そうでない場合も起こりうるでしょう。日頃から持ち歩いておくことが理想的ですね。
それ以外にもかかりつけ医や薬の記録、そして自分の治療に関する希望を書き込む欄もあります。
▼もしもノート「おかねノート」 ダイソーのもしもノート「おかねノート」は、銀行口座や保険の内容、資産やローンなどを記録するためのノートになっています。クレジットカードなどを紛失したときの連絡先も書き込めるようになっているため、お財布を落としたときなどにも役立ちます。
その他、ライフプラン貯蓄として、これからの暮らしにおける貯蓄目標を金額・時期・目的などで記録する項目などもあります。
▼もしもノート「おつきあいれんらくノート」 ダイソーのもしもノート「おつきあいれんらくノート」は、家族や親族の連絡先にはじまり、家系図を書き込めるページもあります。さらに友人の情報として、名前や連絡先、「緊急時に連絡をするか否か」も書き込めるようになっています。
▼もしもノート「じぶんノート」 ダイソーのもしもノート「じぶんノート」には、マイヒストリーとして今までの自分を振り返るページや、毎日のルーティンを書き込めるページがあったりと、自分を見直すためにも役立ちそうなつくりになっています。
それ以外にも、クレジットカード情報やパスワード、もしものときの治療方針などの項目もあり、“もしもノートの総合的な役割”もありそうです。
▼もしもノート「うちの子ノート」 もしものときには、ペットについても残しておくことが大切。ダイソーのもしもノート「うちの子ノート」には、ペットの好きなことや苦手なこと、病気の記録や動物病院、ワクチン接種記録などを書き込めるようになっています。
もしものときに、このノートを見てもらいたい人は?
5つのもしもノートに共通しているのは、最後のページに「もしものときに、このノートを見てもらいたい人」を記入できるようになっていること。記入しておくのと同時に、その人にこのノートの存在をあらかじめ知らせておくことも大切ですね。また、同居家族に加えて別の場所に住んでいる親族などがいれば、できればその人にも知らせておいたほうがよいのではないでしょうか。同居している家族は共に過ごす時間が長い分、同時にもしものときになる可能性もあるからです。
敢えて“アナログ”でノートに残すことが重要
デジタルな現代は「突然身内が他界して、銀行口座も友人の連絡先も全てどこにあるのか分からない」という問題が起こりがちです。だからこそ、ノートというアナログの形で残しておくことが重要になるのでしょう。エンディングノートというと、何か遠い存在と思われるかもしれませんが、もしものときは老若男女問わず、いつやってくるか分からないものです。100円ショップのダイソーで気軽に買えるものなので、ぜひ皆さんもつけてみてはいかがでしょうか。