人間関係

なんとなくなじめていない気がする。新しい職場に疎外感をおぼえたら?

新しい職場に身を置いてみたものの、なじめないことってありますよね。疎外感を感じてしまうときに実践したい、具体的な解決策や考え方、行動のヒントを紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

疎外感

なんとなくなじめていない気がする……新しい職場に疎外感をおぼえたら?

新しい職場に身を置いてみたものの、なじめないことってありますよね。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか?
 

社内で仲良くなれそうな人を1人でもいいから見つける

社内に1人でも心を通わせられる人がいると、助け合えたり、仕事が楽しくなったりするもの。だから、そんな仲間を作るといいでしょう。

仲良くなれそうなタイプがどんな人か分からないときは、「自分に似たタイプの人」を見つけるといいでしょう。年齢や服装、雰囲気などが自分と近い人だと、話が合う可能性は高いです。
まずは、自分のほうから積極的に一緒にランチをしたり、帰りに飲みに行ったり(もしくは、お茶をしに行ったり)するのを誘ってみるといいでしょう。

ただし、仲良くなったからといって、はじめから相手のプライベートまで踏み込むのはNG。人によって「ちょうどいい距離感」はそれぞれ違うので、相手がどんな距離を望むのかを探りながら近づいていったほうがいいでしょう。

また、プライベートまで関わるほどの間柄になってしまうと、逆に仲が悪くなるリスクも高まります。そうすると、例えばプライベートでトラブルが起こったとき、仕事に支障が出てしまう可能性も。だから、はじめは、“職場で仲良くする仲間”くらいの距離感を試みてはいかがでしょうか。
 

その環境で学ぶべきことがあるなら、黙々と頑張るのもアリ

職場は遊びに行く場ではないので、もし仲良くなれそうな相手がいないときは、与えられた仕事を黙々とやり、キャリアと実力を身につけるのもアリです。それらを得て、「この場所では、もう学ぶことがない」と思えるようになるまで成長したら、次のステップアップ(転職)に向かってもいいですしね。

とはいえ、社内で「1人だけで完結する仕事」というのはほとんどありません。業務は、他の人と協力し合いながら遂行するものです。共に同じ方向を向いて仕事をしているうちに仲間意識が芽生え、信頼関係が築けることもあります。

そうなったときには、その場所が「あなたがいるべき所」になるので、居心地も良くなっていくはずです。
 

場合によっては、別の「自分に合う環境」を見つけたほうがいいことも

むしろ、なじまないほうがいい環境というのも、存在します。例えば、ブラック企業だったり、社員やお客さんを大切にしない会社だったり、社内で悪質ないじめがあるようなところだったりしたら、その環境に慣れる前に抜け出してしまったほうがいいでしょう。

人は、自分がいる環境に「慣れてしまう」傾向があるので、理不尽な状況に出くわしたときに「これって、おかしいよね?」と思える感覚を抱けるうちに、残念な環境からは離れたほうがいいもの。たとえ、どんなにエリートといわれるような環境であっても、です。

結局、「類は友を呼ぶ」というように、似た者同士が集まり、そうでない人は、その環境から抜けていくものです。もし、「その環境にいる人たちのようにはなりたくない」と思う場合は、染まってしまう前に辞めて、もっと自分が「こういう人のようになりたい」と思える人が多い環境に身を置いたほうがいいのです。

私たちは、仕事をするため、また、お金を稼ぐためだけに生きているわけではありません。仕事やお金は、「幸せになるための手段のひとつ」でしかありません。仕事をして不幸せになるのは、本末転倒なのです。もし、その職場にいると、だんだん自分が魅力的な人間ではなくなってくると思うのであれば、早めに抜け出したほうがいいでしょう。

新しい職場に疎外感をおぼえたときにやるべきことは、「自分が変わる」のか、「職場を変える」こと。どちらを選ぶべきかは、ケースバイケースです。よく考えて行動に移し、自分の居場所を見つけられるといいですね。
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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