初対面の人と出会う機会が増える春。これから関わらなければならない人が気が合う人ばかりとは限りません。

今回は、All About編集部が実施した「初対面で苦手だと思う人の特徴」に関するアンケートの結果を紹介するとともに、人間関係に悩まないための、苦手な人とのベストな関わり方について解説します。

 

「礼儀がなっていない」人は嫌われる!?

まずは「初対面で苦手だと思う人の特徴は?」(複数回答可)のアンケート結果を紹介します。
初対面で苦手だと思う人の特徴は?

初対面で苦手だと思う人の特徴は?


「礼儀がなっていない」が最も多く44%、続いて「口調が荒い」が39.9%、「挨拶をしない」が39.5%という結果になりました。

2位以下は「礼儀がなっていない」と感じる具体的な態度なのでしょう。多くの人が「礼儀」として重視するのは、おだやかな口調で挨拶することだと受け止めていいのかもしれません。

「初対面なのに距離感が近い」という項目が5位に入っていますが、初対面で愚痴を言ったり自慢話をしたりプライベートな情報を聞いてくるというのも距離感の問題です。

お互いに伸ばした指先が触れ合わない距離を「社会的距離」と言います。そう、コロナ禍ですっかり定着した「ソーシャル・ディスタンス」です。それより近いと、初対面の相手は自分の領域に踏み込まれた気持ちになりストレスを感じてしまいます。

親しくなるにつれ、相手との距離は近づいていくものですが、相手との距離感を意識しておくと、接し方も変わってくるのではないでしょうか。

 

苦手な人とのベストなかかわり方は?

ではもし苦手な人とどうしても関わらなければいけない場合、どう対応するのがベストなのでしょうか。次に「苦手な人にどう接しますか」(複数回答可)のアンケート結果を紹介します。
苦手な人にどう接しますか?

苦手な人にどう接しますか?


「できるだけ距離を置く」が最も多く52.3%、次に「気にしすぎず自然にふるまう」が34.2%、「役割・役柄に徹する」が33.8%でした。

距離を置くのは正解です。苦手な人にわざわざ自分から近づく必要はありません。ただ、どうしても関わらなければならないこともありますよね。

苦手な人にもいいところはあるでしょうが、それを冷静に評価できるのは、自分に余裕がある時じゃないと難しいかもしれません。無理にいい面に目を向けようとするよりも、「この人のこと苦手(嫌い)だな」と思いながら、礼儀正しく事務的に関わることをおすすめします。自分の気持ちを欺いていると自己評価が下がるからです。

「相手のどこが嫌いなのかを分析する」というのは自分を知ることにつながります。嫌いという感情の裏には「うらやましさ」が隠れていることが少なくありません。

上司に媚びる同僚のことを見下しながら「あんなふうに人に近づけるのは、ちょっとうらやましい」とか。「机の上が散らかっていても気にならない図太さはうらやましい」とか。

かといって、同じようにしたくない自分は「何を大切にしているのだろう?」と考えてみるのもいいかもしれませんね。理解不能な相手のことは、「珍獣だと思って観察する」のがおすすめです。

 

これだけはやめて!苦手な人へのNG対応

苦手な人に無理して笑顔を見せようとするのは「自分は敵ではありませんよ。攻撃しないでください」というメッセージが込められています。

しかし、卑屈な態度は、相手を増長させることにつながりかねません。相手が攻撃的な人ならなおさらです。DVやハラスメントなど、圧倒的な力の差を背景に行われる暴力は、被害者が我慢すれば我慢するほどエスカレートします。

相手が上司であろうと、年長者であろうと、お得意さんであろうと、人としては対等だという意識を持っておくことが大切です。自分が軽く扱われたり、失礼な態度を取られたと感じた時、私たちはモヤっとしたり、イラっとしたりします。それは、自分の尊厳を守るためのシグナルでもありますので、違和感を大切にしていきましょう。


※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 145名/女性 333名/回答しない 13名
・年齢比:10代 4名/20代 93名/30代 174名/40代 118名/50代 78名/60代 22名/70代 2名
・アンケート実施期間:2022年4月3日~7日
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。