シングル女性は慎重に老後のお金について考えたい

仕事を辞めて年金生活に入ると、多くの人は、公的年金が収入の柱になります。夫婦2人の場合は、原則65歳になると、自分の年金と配偶者の年金の両方を受け取ることができます。配偶者(夫)が年上ですでに年金を受け取っている場合は、妻が専業主婦や、働いている妻が会社を辞めて収入がなくなったとしても、世帯の収入がゼロにはなりません。

その半面、シングル女性の老後の主な収入源は、自分一人の年金であることが多いです。慎重に将来を考えることが必要になります。
老後の不安が大きいシングル女性……個人年金保険は向いてる?

老後の不安が大きいシングル女性……個人年金保険は向いてる?

 

老後のお金の準備、シングル女性にとって個人年金保険は向いてる?

年金以外の準備としては、まずは、健康管理には十分注意して、できるだけ働くことによる収入が途絶えないようにすることが大切です。その上で、公的年金だけでは生活が厳しい場合、自分で老後資金を用意することになりますが、用意する手段として、頭に思い浮かぶものとなると「個人年金保険」があると思います。

定額型の個人年金保険は、資産運用で元本が少なくなるということはありません。シングル女性が老後資金として用意する手段としては、資金が元本割れするリスクはできる限り避けたいですので、定額型の個人年金保険で自分の老後資金を用意する選択肢は悪くないといえます。

現在の定額型の個人年金保険は、予定利率(つまり金利)が低くお金を増やすことは難しいのですが、一方で、満期までは原則引き出すことはできません。将来の年金生活のために、確実にお金を用意することができます。ただし、途中で解約してしまうと解約返戻金は少ない、もしくは加入してまもないと受け取れないこともあるので注意してください。
 

個人年金保険には節税メリットも!

シングル女性に限ったことではありませんが、加入する個人年金保険に「個人年金保険料税制適格特約」が付けられていると個人年金保険料控除の対象となり、ついてない場合は生命保険料控除の対象になります。保険料を支払った本人の課税所得が少なくなり、税金を安くすることができるというメリットもありますよ。

人生100年時代と言われるようになり、男女ともに長寿社会になりましたが、女性は男性よりも平均寿命が長く、長生きするものの、介護が必要になる人もいます。シングル女性が介護が必要になってしまうと、介護職員(ヘルパーさん)や、介護施設に頼ることになると思います。

こういった背景も考慮すると、定額型の個人年金保険に加入して、老後に一定のお金を確実に用意することは大事なのではないでしょうか。

ただし、今後インフレ(物価上昇、お金の価値が目減りする)になると、実質的な価値が下がってしまう、保険会社が破綻してしまい将来受け取れる年金が減額されてしまう、というリスクがあるということは考慮する必要があります。
 
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

【関連記事をチェック!】
個人年金保険のお得な受け取り方と注意点とは
個人年金保険って本当にお得なの? 向いている人・向いていない人

 
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、 アンケートを実施中です!

※抽選で10名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※2022/5/1~2022/5/31まで

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。