「話がつまらない」人にならないために気を付けるべきこと
「話がつまらない」人にならないためには?
今回All About編集部は、「話がつまらない人の特徴」に関するアンケートを実施。結果を発表するとともに、「つまらない」と感じさせてしまう理由を心理学的に解説します。
1位は「否定から入る人」
それでは、本アンケートの回答者234名に聞いた「話がつまらない人の特徴は?」(複数回答可)の解答を発表します。話がつまらない人の特徴
- 全て否定されると話したくなくなる(女性 57歳)
- もしかして自分と話したくないのかな?とも感じさせられます。なんとなくの傾向ではありますがそのような人は会話するとしても悪い方面の話題になりやすいイメージです(男性 21歳)
この回答が1位になったということは、それだけ会話に新鮮味や楽しさを求めている人が多いことの証だと思います。否定的な思いも時には吐きだしたくなるものですが、聞く人の気持ちを思い、最小限に留めるようにしましょう。
2位「誰かの悪口を話す人」
2位は、「誰かの悪口を話す」でした。- 悪口や否定的な話ばかりする人は、つまらないばかりか一緒にいて気持ちが暗くなります(女性 43歳)
- 誰かの悪口は絶対NG。自分も言われていると思うので(男性 47歳)
悪口が多くなると、周囲の誰からも信用されなくなってしまうので気をつけましょう。
3位「話を聞いていない/質問に答えない人」
3位は、「話を聞いていない/質問に答えない」でした。- 話を聞いていないと自分の話に興味が無いのだなと思います(女性 46歳)
- 相手が相槌もうってくれなかったり、空返事が返ってきたりすると途中で話を続ける気がうせてしまいます(女性 51歳)
「話し上手は聞き上手」と言われるように、会話上手な人は、人の話をしっかり聞ける人です。コミュニケーションの力を伸ばすためにも、ぜひ目の前の人の話を聞くことから意識していきましょう。
ネガティブな話は「自分本位」の印象に……気持ちのよい会話のコツは?
1位の「否定的な話」と2位の「悪口」が群を抜いて多いことからわかるように、ネガティブな話をするほど「話がつまらない人」と受け止められてしまいます。物事や他人をネガティブに考える人は、「万事において悲観的で学ぶところの少ない人」と思われてしまうのでしょう。また、TOP3を含め多くの回答に共通するのは、話のつまらない人は「自分本位に会話をする人」ということです。そもそもコミュニケーションの楽しさは、話し手と聞き手の双方に発見と喜びがあり、会話というセッションを共に作り上げることです。
もちろん、人には誰かに不満を打ち明けたいという思いもあるものです。ですが、自分の不満ばかり伝えず相手の思いも引き出し、不満の後には希望につながる話をすることで、お互いに「話せてよかった」という思いが浮かぶことが何よりも大切です。そのためにも自分のことだけを考えず、相手も楽しめているかどうか反応を確かめながら会話を進めていきましょう。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 66名/女性 167名/その他 1名
・年齢比:10代 3名/20代 40名/30代 68名/40代 61名/50代 49名/60代 13名
・アンケート実施期間:2022年3月12~15日