サバラン風のスイーツがローソンに登場!
コロナ禍でなかなか海外旅行に行けない状況もあり、身近で楽しめる海外の伝統菓子やトレンドのスイーツが改めて注目を集めている中、ローソンから「サバラン風カップケーキ」(税込295円)が発売になりました。
サバランは、ブリオッシュなどの発酵生地を、洋酒のきいたシロップに浸したフランス発祥のスイーツのこと。フルーツやクリームがトッピングされたものも多くみられます。
昔ながらの洋菓子店やフランス菓子店ではよく販売されていて、スイーツ好きにはファンの多いお菓子の一つ。最近は、レトロ感のあるスイーツとして若い世代にも注目されています。
ラム&バニラの香りが「ほわ~」
ローソンの「サバラン風カップケーキ」は、ラム酒を染み込ませた生地にカスタードを重ね、ブルボンバニラを使用したバニラクリームをトッピング。カップを開けた瞬間、ラムとバニラの香りがやさしく漂います。
バニラクリームはリッチな味わい
クリームにはバニラビーンズの黒い粒が視覚的にも確認でき、軽い口どけとともに、華やかなバニラの香りが鼻に抜けていきます。その下には、プルンとしたカスタードクリームと、サバランさながらにどっぷりシロップに浸った生地が重ねられています。
シロップがじゅわっと染み込んだ生地がクセになる!
シロップを吸っても「べちゃっ」とつぶれないように、生地はしっかりとした食感。シロップは専門店のサバランに比べると洋酒の風味は控えめですが、ラム独特の甘い香りが感じられ、食べやすい味わいです。
ガツンとした洋酒の味わいを期待すると物足りないかもしれませんが、「サバラン風」のスイーツとしてはバランスよく仕上がっていると感じました。
「サバラン風カップケーキ」の売れ行きが、コンビニスイーツを変える!?
サバランを食べたことがない人にとっては、シロップに浸った生地の食感や、クリームと一緒に食べることで生まれる美味しさは、新鮮に感じることと思います。また、ラムとバニラが混ざり合う高貴な香りも異国のお菓子らしく、非日常感を味わえる大人向けのスイーツとなっています。
ローソンでは7年前にもサバランを発売していますが、コンビニスイーツが知名度を得た現在のほうが受け入れられやすいだろうと感じています。「サバラン風カップケーキ」の売れ行きが、今後のコンビニスイーツを変えていくきっかけになるかもしれません。
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