そうはいっても「本当に安くなっているのか」「まだこの先もさらに安くなるのではないか」など、買い時が分からないという人も多くいるのではないでしょうか。今回は正月明けにできるお得な買い物についてご紹介します。
洋服は年末から春物がでるまでに
冬物衣類の一部の商品は年末から値下げされているところがあります。続いて、年が明けてから正月のセールでも、特定の商品だけを割引販売している店が多くあります。そして冬物衣類全体が安くなるのは、寒さが本格的になってくる1月中旬以降。そこから春物が店頭に並ぶまでの期間、徐々に価格が下がっていきます。
ただしサイズ切れとなっても追加入荷は見込まれないため、処分価格となるまで待つか、まだ値下げされるかもしれないけれど自分に合うサイズがあるうちに買うかは見極めが大切です。
家電は新製品発売後の型落ちが安い
家電も年末年始のセールで賑わう分野です。とくに正月のセールでは、特定の目玉商品となるものが大幅値引きされて店頭に並びます。家電商品全体としては、春先に新商品が出る前にセールをやる店が多いようです。さらに新商品が出たあとには「型落ち品(旧製品)」として価格が下がります。最新型にこだわりがない場合は、型落ち価格となるまで待つと安く購入することができます。
残ったお歳暮のギフト解体セール
お歳暮用のギフトパッケージで残ってしまったものを、箱から出しバラにして格安で販売するギフト解体セールも正月明けのセールとして人気です。ギフト用の洗剤や調味料などが半額近い価格となります。以前はデパートでおこなわれていたギフト解体セールですが、最近では一般的なスーパーやホームセンターなどでもギフト用だったものが正月明けに格安で販売されていることもあります。最近の傾向としては、ギフトを解体せずに箱のまま半額などで売り出す店も増えてきました。
福袋やふるさと納税返礼品のおこぼれがあるフリマアプリ
お正月に購入した福袋の中身のうち趣味ではなかったものが、フリマアプリに格安で出品されるケースが多くあります。これはフリマアプリが普及してきてから誕生した、新春の新たなお得な買い物のひとつ。同様にふるさと納税の返礼品として届いたけれど必要ではなかったものも、フリマアプリで出品されていることがあります。いずれも、出品した人にとっては「不要なものが少しでもお金になればいい」という状況のため、新品未使用のものを市場価格と比べてかなりお安く買うことができます。
※個人売買なので出品者の過去の実績などを確認し、確かな人と取引するような注意も必要です
同じ物ならば少しでも安く買いたいと思うのは人の常。お正月明けはとくにセールとなる店が増えてくる時期ですので、今回ご紹介したようなケースを含め、安く買える手段をぜひ探してみてください。