そこで、年末になっても焦らないで済む「11月中にやっておきたいこと」をご紹介します。
1. 業者に頼むなら依頼は早めにする
羽がむき出しになっているタイプの換気扇なら掃除も簡単にできました。しかし、現在主流の換気扇はシロッコファンを取り外すのもひと苦労なので、年に1回プロに頼むという方も増えています。換気扇をはじめ、掃除の一部を業者に頼むのであれば早めに申し込みをするに越したことはありません。早割をしている業者もありますし、年末近くになると希望の日時が取れないという可能性も高くなります。できれば11月のうちに申し込みを済ませたほうがいいでしょう。
2. ゴミの日のスケジュールを確認する
自治体によって差はありますが、資源としての衣類や燃やせないゴミなど大掃除で出やすいものは、ゴミ収集の回数が月に1~2回という地域も少なくありません。いざ捨てたいというときすでに今年の収集日は終わっていたとなると、ゴミとともに年を越すことになってしまいます。そのためゴミの日のスケジュールは必ず11月のうちに確認しておきましょう。
3. 処分する可能性があるものは早めに仕分けをしておく
大掃除といっても、掃除だけでなく一年に一度の整理整頓をする人も多くいます。ゴミの日にも関係してきますが、処分するものが多くある場合、収集日に間に合わせるために早めに手をつけるようにしましょう。「一年以上使っていないもの」など、自分で基準を決めて今後も使いそうにないものは手放すのがおすすめです。大掃除前に不要なものを減らしておくことで、収納にスッキリと収まり掃除がしやすくなります。
判断ができないものは、処分予備軍として一つの箱にまとめておき、来年中に処分するか否か決めるようにしましょう。 物を手放すにしても、現在はインターネットの普及によりゴミ収集日に出すという選択以外も広がりました。衣類や本、ガジェットなどをネットフリマに出品したり、宅配買取に出すのもおすすめです。
例えば本の宅配買取の場合、インターネットで申し込みをして本をダンボール箱に詰めれば、あとは手配した宅配業者が集荷に来てくれるだけ。重たい本を古本屋に持ち込む必要もないため、利用しやすいのではないでしょうか。
4. 「普段掃除をしていないところ」を書き出しておく
例えば、ソファーの下やタンスの裏など、普段掃除をしていないところで目に付きづらい場所というものがあります。年末の大掃除をする日になり、窓やキッチン掃除といった定番の場所を忘れるということはないと思いますが、普段掃除をしていない箇所はいざ当日となると思い出せない可能性もあるため、気づいたときにメモに書き留めておくとよいでしょう。11月から大掃除のことを考えるのは気が重くなると思われるかもしれませんが、今回ご紹介したようなことをあらかじめやっておくことで、忙しい年の瀬に効率よく大掃除をすることができます。ぜひお試しください。