元夫からのモラハラ・DV:度を越した亭主関白っぷり
元夫からのモラハラ・DV:度を越した亭主関白っぷり
Q:元夫さんからは、どのようなモラハラ・DV被害を受けていましたか?
モラハラが始まったのは、結婚してからです。結婚前はまったく気づかなかったんですよ、「独占欲の強い人だなあ」と思うくらいで。
元夫は、とにかく何でもかんでも自分に従わせようとする人でした。俺がこの家のルール、という感じですね。言葉もとても威圧的でした。
具体的には、まず、行動制限が異常なほど厳しかったです。「1人で外出するときはお化粧するな」とか、「同窓会は参加禁止」とかね。
それから家事についても、完璧を求められました。目の前に麦茶ポットとコップがあっても私に「お茶」と言ってきたり、インフルエンザで寝込んでいるときでもご飯は作るよう指示してきたり……。
元夫はよく早朝から釣りに行っていたのですが、その日は私も朝方に起きてお弁当を用意して、洋服や持ち物をきれいに並べておかないと怒鳴られました。そんな毎日だったので、ストレスで脱毛症になったこともあります。
とくに子供が産まれてからは、モラハラ度合いがエスカレートしました。女友達と出かけることすら、いい顔をしなかったんです。何度もお願いしてようやく、年1回出かけられるようなレベルでした。元夫自身は頻繁に飲みに行っていて、連絡もなく朝帰りなんてことも珍しくなかったのに、ですよ。
あとは性行為についても、こちらの意思はまったく関係なく求められました。拒否なんてできるわけもなく、苦痛でしたね。
Q:元夫さんからのモラハラ・DV行為に対して、どう対処していましたか? また、周囲には相談していましたか?
最初のころは話し合おうとしたり、反抗したりもしていたのですが、そのたびにガーッと言い返されて、「この人には何を言っても伝わらない」と感じるようになってしまって。だんだん、何も言い返さなくなりました。
一番の相談相手は子供でした。子供が私の味方になってくれて、とても心強かったです。
あとは、仲良しのママ友に相談していました。「絶対におかしいよ」と言われ続けていましたね。そうやって、周りが「おかしい」と言い続けてくれたことが、離婚に踏み切る勇気をくれました。
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「離婚したくない元夫が根負けして離婚に応じてくれた理由」や「想像していたシングルマザー生活とのギャップ」などについても、詳しくお話しいただいておりますので、ぜひご一読ください。