元夫からの宗教勧誘:夫一家は新興宗教の熱心な信者だった
元夫からの宗教勧誘:夫一家は新興宗教の熱心な信者だった
Q:元夫さんがその宗教を信仰していることについて、いつ、どのようなタイミングで知りましたか?
はい。付き合おうかという話になったときに、「自分たち一家は、とある新興宗教の信者だ」と打ち明けてくれました。聞いたことのある宗教でした。
周りに、親が新興宗教を信仰しているという友人がいたので、あまりびっくりはしませんでした。それに、宗教を信仰している人に対して偏見はなかったというか、偏見を持つのはよくないことだという意識があったんです。なので、元夫から打ち明けられたときも「そういう人もいるよね」くらいの感覚で受け止めました。
かつその時点では、とくに勧誘の意志もない様子だったんです。それもあって、ほとんど気にならなかったんですよね。
Q:元夫さんや義理のご両親は、宗教活動に熱心な方でしたか?
元夫は、信仰自体はあったようですが、活動のレベルとしてはそこまでではありませんでした。
具体的には、宗教団体が運営している集会にときどき参加するくらいのレベルです。その集会参加も、結婚を機に引っ越しをして、所属支部が変わってからは、行く頻度も落ちていましたね。
家に祭壇のようなものを設置するとか、大きなお金を献金するとか、そういったこともなかったです。
義両親はかなり熱心な方だったと思います。そのため、子供たち(元夫の兄弟)はみな、生まれたら即入信という流れだったようです。
Q:結婚後、元夫さんや義実家の方々から、宗教勧誘は受けましたか? 受けた場合は、どのように対応していましたか?
元夫も、義両親も、無理やり入信させるつもりはないとは言ってくれていたんです。私も「入信する気はない」とはっきり伝えていました。
ただ、宗教関連のことには一切ノータッチ!ということではなく、無理のない範囲で付き合っていました。あとで詳しくお話ししますが、集会に参加したこともあります。
とはいえ、義両親と話をしていると、言葉の端々に「入信してほしい」という思いが感じられて息苦しかったですね。
元夫も、無理はしなくていいと言いつつ、内心「入信してくれたらいいのにな」という思いがあるのは見え見えでした。彼は彼で、義実家や宗教仲間から、奥さんは入信しないのかという圧を受けていたようなので、やり過ごすのは大変だったんだろうなとは思います。
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ZEさんはこのあと離婚を選択。そして電話占いへの依存や債務整理を経て、現在は1人で新しい人生を前向きに生きています。
「なぜ債務整理を選んだのか」や「実際に債務整理をしてみての感想」などについても、詳しくお話しいただいておりますので、ぜひご一読ください。