となりの人の銀行口座。どこの銀行をどんなふうに使っているのかな? ちょっと気になるけど、詳しく聞くチャンスはなかなかないですよね? そこで、10~60代の500人を対象に、銀行口座についてアンケート調査を実施しました。今回は、「1カ月のATM利用回数」と「1カ月に支払うATM手数料」のランキング結果発表です!
 

約4割が1回のみ。「おろさない」という強者も1割!

「月に何回、ATMからお金をおろしていますか?」の質問に対し、1位:「1回」33.8%、2位:「2回」19.4%、3位:「3回」14.6%という結果になりました。続く4位には「おろさない」と答えた意志の固い人(?)が10.4%も! 5位の「月1回以下」6.2%(毎月はおろさないので、年間平均すると1カ月あたりの回数が1回以下になる)を合わせると、全体の半数が、ひと月に1回以下しかATMでお金を引き出さないということになります。
お金をおろす回数は?
思った以上に少ない印象ですが、ファイナンシャル・プランナーの豊田眞弓さんはその理由を「キャッシュレス化」の影響だと指摘します。「以前からキャッシュレス化は世界的な流れでしたが、マイナポイントやコロナ禍でそれが一気に進みました。キャッシュレス決済が増えて、現金が動かなくなればそれだけATM利用は減っていくでしょう。政府は約3割のキャッシュレス決済の割合を2025年には4割まで引き上げようとしているので、今後もキャッシュレスの割合はまだまだ増えていくはずです」。決済の主流がキャッシュレスになることで、現金をATMから頻繁に引き出して、手元に置いておく必要がなくなってきているというのです。
 
「普段の生活で、財布に入れた現金を使わなくなってきていると思いませんか? 高額商品の決済はクレジットカード、少額商品にはPayPayやLINE PayといったQRコード系というように、コンビニでもキャッシュレス決済が増えましたよね。去年から、お年玉もPayPayで送りました。コロナ禍で会えないのに、甥っ子や姪っ子にキャッシュレスでお年玉があげられる世の中なんです(笑)。現金が本当に必要になるのは慶事のお祝い用のピン札や災害時に備えるためくらいかもしれませんよ」

どうやら、ATMの利用回数はまだまだ減っていく可能性が大きいようです。

 

1カ月に支払うATM手数料は8割強が「0円」

「ATM手数料は月にいくらくらい払っていますか?」という質問に関しては、80.7%の人が「0円」と回答しました。豊田さんは当然の結果だと言います。「誰だって、できるだけ手数料をかけたくないと思って生きているはず。100円、200円の積み重ねは、生活者にとってはバカにならない金額です。預金金利は0.001%と超々低金利なのに手数料を払ったらとんでもない。みなさんなるべく手数料がかからないように工夫しているのでしょう」。
一カ月に支払っているATM手数料は?
 
「以前、うっかりコンビニでATMを使ったら、入金なのに手数料がかかってショックを受けました。以来、コンビニATMを無料で利用できる回数を必ず確認するようにしています。それに比べると、みなさん本当に優秀だなと思わされます」と豊田さん。確かに、緊急時の出金ならまだしも、入金で手数料をとられるのは手痛い出費ですね。
 
一方で、1カ月にATM手数料を500円以上払っているという人も6%強いました。この金額になると「ついうっかり」ではなさそうです。「低金利の中、それに比較したら手数料は高すぎる」(豊田さん)という言葉を胸に刻み、なんとか支払う手数料を減らすよう工夫してみませんか。
 
大手銀行を中心に、ATM手数料の有料化・値上げが続いていますから、すでに気をつけている人も、気をつけてこなかった人も、これまで以上に計画的にATMを利用したいものです。


監修/豊田眞弓(ファイナンシャルプランナー) 取材・文/長島美樹

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