老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、「高年齢再就職給付金」の申請方法についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q:「高年齢再就職給付金」の申請方法は?

「高年齢再就職給付金の手続きとは、どのように申請すればいいですか? お教えください」(質問者さん)
 

A:管轄のハローワークに自分で申請することも可能です

60歳以降に就労し、収入が減少した等の要件を満たすと、「高年齢雇用継続給付」を受け取ることができます。高年齢雇用継続給付には、高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金の2つがあります。高年齢雇用継続基本給付金は、雇用保険の基本手当を受け取らず、働く人が対象です。

今回は、質問された「高年齢再就職給付金」について解説します。高年齢再就職給付金の申請手続きは、原則、事業主(会社)を経由して在職している管轄のハローワークに申請します。希望すれば、本人が申請手続きを行うことも可能です。必要書類は次の通りです。

1. 雇用保険被保険者 60歳到達時等賃金証明書
2. 高年齢雇用継続給付受給資格確認票・(初回)高年齢雇用継続給付支給申請書 
3. 賃金台帳、労働者名簿、出勤簿又はタイムカード等
4. 被保険者の運転免許証等の身分証明書 


申請手続きは、支給対象月から4カ月以内に申請する必要があります。

「高年齢再就職給付金」は、離職する前に5年以上、雇用保険に加入しており、失業者給付の基本手当を受け取り、100日以上残して再就職した等の要件を満たす人が対象で、再就職先の賃金月額が、基本手当(日額)の30日分の額の75%未満の場合に、再就職先の賃金月額の15%を限度として給付されます。

自分が支給対象になるかよくわからない人は、一度、管轄のハローワークへ聞いてみるといいと思います。支給対象期間は、65歳に到達する日の属する月までの間となりますが、再就職した日の前日において、支給残日数が200日以上のときは、再就職日の翌日から2年を経過する日の属する月までとなり、100日以上200日未満のときは同様に1年となります。

【参考資料】厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158464.html


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監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

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