このまま無職でも老後は大丈夫でしょうか?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、現在求職中という50歳の主婦の方。お子さん2人はすでに独立しているものの、なかなか就職が決まらず、老後に不安を抱いているとのこと。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。パートを始めたいが、なかなか採用されない
■相談者
ぶるるさん(仮名)
女性/専業主婦/50歳
神奈川県/持ち家・一戸建て
■家族構成
夫(会社員/53歳)、子ども2人(ともに自立)
■相談内容
コロナ渦で失業しました。パートでもするつもりでいますが、なかなか採用されません。このまま無職でも老後暮らしていけるでしょうか?
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使い途
前回の場合(51万円)=クルマの維持費16万円、家族の小遣い11万円、家族・親戚へのお年玉6万円、布団打ち直し3万円、貯蓄15万円。
(2)自動車の買い替えについて
買い替え時期は未定だが、次は軽自動車を予定。
(3)住宅コストについて
・ローン開始年/2007年
・金利/変動・1.275%
・借入期間/20年
・固定資産税額(年間)10万5100円
(4)電気ガス水道料金の内訳
電気1万2000円、ガス8000円、水道2万円。
(5)加入保険の内訳
夫/終身保険(死亡保障1000万円、入院5000円、がん入院5000円など)=毎月の保険料2万2000円
妻/終身保険(死亡500万円、入院5000円、がん入院2000円など)=毎月の保険料6000円
(6)公的年金について
夫・約16万円(ねんきん定期便・53歳)
妻・約 8万円(ねんきん定期便 50歳)
(7)夫の定年と退職金について
定年60歳。定年延長もしくは再雇用制度はない。退職金は3000万円。退職後、夫の希望はフルリタイア。
(8)老後の生活費
月19万円を想定。
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 このままリタイアでも生活費は問題なし
アドバイス2 今から老後に向けて家計の見直しを
アドバイス3 医療費は貯蓄から捻出するという考えでもいい
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