夫の不倫に気付いたけれど、すぐには問い詰められなかった
夫の不倫に気付いたけれど、すぐには問い詰められなかった
MRさん(50代、女性)は「ひとまず見て見ぬ振り」を選択しました。
「何かありそうだなとは内心思っていました。でも、すぐに問い詰めることはしませんでした。すべてを明らかにしたら、平和な日常が壊れてしまうかもしれない、大切な家庭を失いたくないという恐怖心が強かったんです」
「証拠が見つかったら離婚」、そう決意して証拠探しをスタート
「証拠が見つかったら離婚」、そう決意して証拠探しをスタート
「娘の進路についての話ですら、真剣に取り合ってくれなかったんです。娘の大事な話にすら無関心とはどういうことかと、夫に対する不信感が大きくなりました」
「もし証拠が見つかったら離婚しよう」と覚悟を決め、証拠探しをスタートしたMRさん。証拠は、あまりにもあっさりと見つかりました。
離婚の覚悟を決めていた、けれど……
離婚の覚悟を決めていた、けれど……
「『ショック』というよりも『やっぱりね』という感想ではあったのですが……それでも、体は正直ですね。しばらくは無意識に涙が出て止まらなかったり、食事も喉を通らなかったり、そんな日々が続きました。その間は、夫と離婚に向けて話し合う気力すらなかったんです」
結局その後は、いわゆる「仮面夫婦」状態に突入することになったそうです。
MRさんのように、配偶者の不倫に直面することによって、想像以上の苦痛を強いられるケースは珍しくありません。配偶者の不倫発覚をきっかけに体重が激減したり、円形脱毛症になったり、不眠症になったという実例があります。
配偶者の不倫に気付いた場合は、自分自身の心と体のケアについても、真剣に考えておく必要があるでしょう。
=====
MRさんはこのあと、いろいろな葛藤を乗り越えて「夫婦関係の再構築」を選び、現在は夫婦円満に過ごしています。
「経験シェアリングサービス『エクシェア』note版」では、MRさんの体験談について、より詳しく掲載しています。
また「パートナーの不倫を乗り越え、夫婦関係を再構築した体験談集」もあわせてご一読ください。