人間関係がうまくいかない・長続きしない……その原因や改善策は?
気がつくと、人間関係がなぜかうまくいかない……一体なぜ?
「なぜ友達ができないのだろう?」「どうして友達が離れていってしまうのだろう」と悩んでいる人は少なくありません。人間関係がうまくいかない人は、どうしたらいいのでしょうか。
人間関係をうまく築く秘訣1:「相手の立場に立って考える癖」をつける
基本、人が相手に不満を抱くことの主な原因は、「自分に対して気遣いがない=自分のことを大切にしてくれていない」と感じることです。だから、人と関わる時は「相手にしていることを、自分がされたらどう思うのか?」ということを考える必要があります。
でも「自分の都合」「自分の心地良さ」ばかりを優先してしまう人は、気づかないうちに、相手が失礼だと感じることをしていることも少なくありません。
例えば、自分が行きたいところ、好きなことにばかりに相手に付き合わせて、相手の要望は全然聞かなかったり……。そういう人ほど、意識して、「相手の立場に立って考える」ということは、心がけたほうがいいでしょう。
人間関係をうまく築く秘訣2:自分の「正しさ」を押し付けない
「私は間違っていない」「私は正しい」と、自分の正しさに固着してしまう人は、人間関係を壊しがちです。そもそも「正しさ」や「正義」というのも、人によって変わってきます。そこに正解はありません。自分から見たら正しいことでも、相手から見たら正しくないこともあるのです。
そもそも、プライベートで人と過ごすときには、「正しい」「正しくない」「どっちがおかしい」なんて論争よりも、双方が気分よく過ごすことが重要です。だから、いくら自分のほうが正しくても、相手を非難し、不愉快な思いをさせていたら、相手はあなたから離れていってしまうでしょう。
正しさなんて、曖昧なものです。立場によって、変わってしまうこともあります。そんなことよりも相手に優しくするほうが、プライベートの人間関係においては正解ではないでしょうか。優先すべきものは、「正しさ」よりも「優しさ」です。優しさをもって、相手と接したいものですね。
人間関係をうまく築く秘訣3:相手と折り合いをつけること
自分の正しさに固着する人は「私は正しいのだから、間違っている相手が私に合わせるべき!」と思ってしまいがち。それで、相手が不満を抱いていても、折り合いをつけたり、譲歩したりすることをしません。
でも、プライベートにおいては特に、たとえ自分のほうが100%正しいのだとしても、それを押しつけ、相手に従わせるようにしてしまうと、 関係は壊れやすくなります。たとえ、自分の中では、「えー!」と疑問に感じることであっても、それでも譲歩し合って、お互いが納得できる方向にもっていったほうがいいこともあるのです。
とはいえ、自分ばかり我慢をして、相手の理不尽な言い分の言いなりにならなくてはいけない場合は、その関係を切ったほうがいいもの。だから限度はあります。ただ、相手のちょっとしたわがままに過ぎない場合は、大目に見てあげるくらいの寛容さは持ったほうがいいでしょう。
恋愛も友達関係も、愛情や友情という“感情で結び付いている関係”のため、自分の要望に応えてくれない相手に対しては、「一緒にいたくなくなってしまう」こともあります。それが理不尽であろうが、相手に「嫌い」だと思われてしまえば、関係は終わってしまうのです。
だから、少しだけでも「譲歩する姿勢を見せる」ことが大切なことも。そうすると、相手は、「私(僕)のこともちゃんと考えてくれているんだな」「あなたと一緒にいると居心地がいい」と思ってくれることでしょう。
お互いに「一緒にいたくなる人」になることが大事!
ここまで「人間関係をうまく築く秘訣」を3つ紹介しました。結局、プライベートの人間関係においては、最終的には、「正しい、正しくない」ではなく、「一緒にいたいか、いたくないか」が決め手です。だから、相手の立場に立って、「一緒にいたい人はどういう人なのか」をよく考えて、共に心地よい時間を過ごせる人でありたいものですね。