口癖になっているかも。「でも」「だけど」を改善するには?

でもって言う人

相手の言うことに対して、「でも」「だけど」と言ってしまう人がいます。そういう人は、相手の意見を否定する形になってしまうので、印象を悪くしてしまう傾向があります。

どのように改善したら、いいのでしょうか?

 

否定の言葉改善1:はじめに「肯定した言葉」を言う

「でも」「だけど」という前に、まずは「承知しました」「わかりました」「そうですよね」「おっしゃる通りですよね」「なるほど」など、相手の意見を肯定してみるといいでしょう。どうしても同意できない場合は、「確かに、そういう意見(見方)もありますよね」でもいいのです。

その上で、疑問に思うところがあれば、「でも、こういう場合はどうしたらいいですか?」「ちなみに、こうなった場合は、どう解釈したらいいですか?」など、聞いてみるといいでしょう。「否定すること」と「質問すること」では、相手の心証は随分違いますしね。

それに、質問をすることで、納得できるような答えを言ってくれることもあるでしょう。つまり、自分が相手を誤解してしまっていることもある、ということです。

 

否定の言葉改善2:相手を尊重し、信頼する

言葉だけを気を付けても、内面が変わらなければ、ボロが出るもの。結局、「否定する言葉が先に出る人」というのは、相手のことを否定していたり、自分の実力のほうが上だと認めさせたがったりしていることも少なくありません。

だから、まずは相手のことをきちんと尊重し、信頼することが大切なのです。当たり前ですが、“雲の上の存在”だと思えるくらい尊敬している相手と話していたら、「でも」「だけど」なんて言葉は発さないはず。たとえ相手が間違っていても、まずは自分が反論する言葉を飲み込み、相手の意見をきちんと聞こうとするでしょう。

どんな相手に対しても、まずは信頼して、相手の言い分をきちんと聞いて、たとえ間違っていると思うときでも、「相手は何か勘違いをして、こういうことを言っているのかもしれない」と思いながら、疑問に感じたことを質問すると、きちんと答えてくれたり、相手もあなたの言い分をきちんと聞いてくれたりすることが多いでしょう。それは、あなたのことを、「自分の考えを理解してくれようとしている人」だと思うからなんですよね。

 

否定の言葉改善3:「自分が正しい」と思いすぎないこと

否定的な言葉から入ってくる人は、「自分が正しいと思っている」「自分が間違っていることは受け入れられない」傾向があります。しかし世の中には「100%正しいこと」というのは稀です。だから「相手の言い分が100%間違っていて、自分の言い分が100%正しい」なんてことはありません。

相手の言い分を否定するのではなく、正しいところはきちんと肯定しないと、話し合いになりません。1人でやっているのであればいいのですが、誰かと共同作業をする場合は、自分本位の思考しか持てないと厳しいでしょう。

基本「もしかしたら、自分にも間違っていることがあるのではないか?」と自己を顧みることができる人は、人の意見を聞けるもの。そして、相手の意見も取り入れることで、より成長ができます。だから、“柔軟性のある思考”を持てるようになることが大切なのです。

また、「相手を否定したら、自分のことも否定されやすいこと」を理解することは重要です。もし自分のことを認めてほしかったら、相手のことをきちんとリスペクトする必要があるのです。そして、お互いが認め合えているからこそ、建設的な話し合いができることも多いものなんですよね。

ここまで、「否定的な言葉を言いやすい人の改善方法」を紹介しました。いいコミュニケーションをとるようにして、信頼できる人間関係を築きたいものですね。
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