別れ際の下手な男は恨まれる

地雷女

人気ミュージシャン・コブクロの黒田俊介氏(44歳)の不倫が話題となっている。4年前、当時20代後半の女性と出会い、2年後に再会、男女の関係になった。1日に400通ものLINEをしたり、彼女の家族にまでプレゼントを贈ったりと、黒田氏は彼女にのめり込んだ。ところが蜜月は長くは続かない。半年あまりで、彼女は黒田氏が自分から離れようとしていると感じたという。

行き場のない感情にさいなまれた彼女は、彼から来たLINEのやりとりをプリントアウトして黒田氏の自宅に投函、ここから一気に関係は悪化していく。

彼女としてみれば、「自分が使い捨てにされた」ことでプライドがズタズタになったのだろう。別れ際の下手な男はこうやって恨まれてしまう。

 

いきなり着信拒否、そして電話番号も変えられた

「1年間、つきあっていた既婚の彼に、ひどい振られ方をしました」

そう言うのは、ナナミさん(33歳)だ。10歳年上の彼とは、仕事関係の交流会で知り合った。他の人も交えて話をしていたが、いつしかふたりで会話が盛り上がり、交流会後にふたりでホテルのバーへ移動。

「彼が席を外して帰ってきたとき、ホテルのキーをそっと渡されました。『嫌なら無理にとは言わない』と言われて……。彼をもっと知りたいという好奇心から部屋へ行ってしまいました」

一夜限りでもいいと思っていた。だが、その後、彼からは毎日LINEが届くようになった。「きみのことしか考えられない」「この年できみに出会うなんて、生きていてよかった」「今は離婚できないけどいつか一緒になりたい」など、不倫の初期に多くの男が贈る言葉に、彼女は幸せを感じたという。

「家庭のある男性とそんなことになるなんて、以前の私なら信じられないことです。だけどそれだけ彼には魅力があった。結婚なんて考えていない、今はあなたのことだけと私も返事をしていました」

彼には家庭の匂いがしなかったとナナミさんは言う。経営者の彼は常に多忙なのだろう、深夜に彼女の部屋にやってきて泊まっていくことも珍しくなかった。

「家庭と私のことは完全に別なんだと思っていた。離婚はしなくても、一緒にいてくれるならそれでいいと思っていました」

ところが1年近くたったころから、彼の態度がどこかよそよそしくなるのを感じた。

 

他に女性が?

LINEの数も一気に減り、会いたいと連絡をしても「忙しい」の一言。自分が何をしたのか、どうして疎まれているのかもわからない。ナナミさんの不安は日に日に強まっていった。

「携帯にも出ない、会社の電話にも出ない。どうしたらいいかわからず、彼の自宅の周りをうろついたりしました。とにかく連絡をとりたい一心だった。別に彼を困らせようとしたわけでも、奥さんにバラすつもりでもなかった」

そのときたまたま、彼の自宅から妻が出てくるのを目撃、彼女はふらふらと近づいていき、妻にすべてを話してしまった。

「その後、家庭で何があったのかわかりませんが、翌日、彼の携帯に電話をかけたら着信拒否されていました。さらに夕方かけたら、もう電話番号が変えられていた。あんなに私を愛していると言っていたのは何だったの、と悔しくてたまらなかった」

その後、弁護士名義でもう彼には近づかないようにという内容証明郵便が届いた。彼とは愛し合ってつきあっただけ、何が問題だったのかもわからない。彼からまったく連絡がないままに一方的に関係は断ち切られた。

「精神的に参ってしまって、ずいぶん病院に通いました。その数週間後、たまたま仕事で都内の繁華街を歩いていたら、彼の車が路上に駐まっているのを見かけたんです。近づいていったら、助手席の若い女性といちゃついているのがわかった。運転席側に走って行って、バンバンドアをたたいてやりました」

彼が車内からナナミさんを見た。その目は無表情で、ナナミさんは彼がまったく自分に関心がないと認めざるを得なかった。

「頭にきたから助手席側に回って、『この男にもてあそばれないように気をつけて』と叫びました。彼女は少し戸惑ったような顔をしていましたが、私はそのまま去ったんです」

去り際にこっそり車内の写真を撮った。そして前から見つけておいた、彼の妻のSNSを使って公には見られないよう、ダイレクトに写真を送った。

「奥さんだって、家に近づいてきた私と、今回の車の女性が違うことくらいわかると思う。その後、どうなったか知りませんが、彼のSNSも奥さんのSNSもそれ以降、まったく動きがありません。修羅場になっていればいいなというのが本音です」

彼に振られてから半年以上たつのだが、彼女の怒りと憎悪はまったく変わっていないという。もっと人として思いやりをもった別れであれば、自分だっておとなしく身を引いたと彼女は断言する。心を傷つけ、存在さえ無視したような一方的な別れ方は、女性を夜叉へと変えてしまうのかもしれない。


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